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令和3年第1回(3月)定例会(第8日目) 本文
令和3年第1回(3月)定例会(第8日目) 名簿

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  1. 二宮町議会 2021-03-08
    令和3年第1回(3月)定例会(第8日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年第1回(3月)定例会(第8日目) 本文 2021-02-26 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 329 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 2 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 3 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 4 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 5 : ◯町長【村田邦子君】 選択 6 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 7 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 8 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 9 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 10 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 11 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 12 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 13 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 14 : ◯4番【野地洋正君】 選択 15 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 16 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 17 : ◯4番【野地洋正君】 選択 18 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 19 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 20 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 21 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 22 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 23 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 24 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 25 : ◯町長【村田邦子君】 選択 26 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 27 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 28 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 29 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 30 : ◯8番【露木佳代君】 選択 31 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 32 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 33 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 34 : ◯8番【露木佳代君】 選択 35 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 36 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 37 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 38 : ◯8番【露木佳代君】 選択 39 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 40 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 41 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 42 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 43 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 44 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 45 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 46 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 47 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 48 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 49 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 50 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 51 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 52 : ◯町長【村田邦子君】 選択 53 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 54 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 55 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 56 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 57 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 58 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 59 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 60 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 61 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 62 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 63 : ◯町長【村田邦子君】 選択 64 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 65 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 66 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 67 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 68 : ◯4番【野地洋正君】 選択 69 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 70 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 71 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 72 : ◯4番【野地洋正君】 選択 73 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 74 : ◯4番【野地洋正君】 選択 75 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 76 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 77 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 78 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 79 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 80 : ◯4番【野地洋正君】 選択 81 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 82 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 83 : ◯4番【野地洋正君】 選択 84 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 85 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 86 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 87 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 88 : ◯3番【松崎 健君】 選択 89 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 90 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 91 : ◯3番【松崎 健君】 選択 92 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 93 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 94 : ◯町長【村田邦子君】 選択 95 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 96 : ◯3番【松崎 健君】 選択 97 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 98 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 99 : ◯3番【松崎 健君】 選択 100 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 101 : ◯町長【村田邦子君】 選択 102 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 103 : ◯3番【松崎 健君】 選択 104 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 105 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 106 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 107 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 108 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 109 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 110 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 111 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 112 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 113 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 114 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 115 : ◯副町長【渡邉康司君】 選択 116 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 117 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 118 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 119 : ◯町長【村田邦子君】 選択 120 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 121 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 122 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 123 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 124 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 125 : ◯副町長【渡邉康司君】 選択 126 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 127 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 128 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 129 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 130 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 131 : ◯教育長【森 英夫君】 選択 132 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 133 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 134 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 135 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 136 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 137 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 138 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 139 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 140 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 141 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 142 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 143 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 144 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 145 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 146 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 147 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 148 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 149 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 150 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 151 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 152 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 153 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 154 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 155 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 156 : ◯8番【露木佳代君】 選択 157 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 158 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 159 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 160 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 161 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 162 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 163 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 164 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 165 : ◯8番【露木佳代君】 選択 166 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 167 : ◯8番【露木佳代君】 選択 168 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 169 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 170 : ◯8番【露木佳代君】 選択 171 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 172 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 173 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 174 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 175 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 176 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 177 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 178 : ◯町長【村田邦子君】 選択 179 : ◯8番【露木佳代君】 選択 180 : ◯町長【村田邦子君】 選択 181 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 182 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 183 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 184 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 185 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 186 : ◯8番【露木佳代君】 選択 187 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 188 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 189 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 190 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 191 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 192 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 193 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 194 : ◯8番【露木佳代君】 選択 195 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 196 : ◯町長【村田邦子君】 選択 197 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 198 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 199 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 200 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 201 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 202 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 203 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 204 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 205 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 206 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 207 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 208 : ◯副町長【渡邉康司君】 選択 209 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 210 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 211 : ◯13番【一石洋子君】 選択 212 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 213 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 214 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 215 : ◯13番【一石洋子君】 選択 216 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 217 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 218 : ◯13番【一石洋子君】 選択 219 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 220 : ◯1番【二宮節子君】 選択 221 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 222 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 223 : ◯1番【二宮節子君】 選択 224 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 225 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 226 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 227 : ◯1番【二宮節子君】 選択 228 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 229 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 230 : ◯町長【村田邦子君】 選択 231 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 232 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 233 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 234 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 235 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 236 : ◯町長【村田邦子君】 選択 237 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 238 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 239 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 240 : ◯町長【村田邦子君】 選択 241 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 242 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 243 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 244 : ◯町長【村田邦子君】 選択 245 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 246 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 247 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 248 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 249 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 250 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 251 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 252 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 253 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 254 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 255 : ◯町長【村田邦子君】 選択 256 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 257 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 258 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 259 : ◯町長【村田邦子君】 選択 260 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 261 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 262 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 263 : ◯町長【村田邦子君】 選択 264 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 265 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 266 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 267 : ◯8番【露木佳代君】 選択 268 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 269 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 270 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 271 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 272 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 273 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 274 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 275 : ◯13番【一石洋子君】 選択 276 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 277 : ◯3番【松崎 健君】 選択 278 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 279 : ◯4番【野地洋正君】 選択 280 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 281 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 282 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 283 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 284 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 285 : ◯職員【和田美穂君】 選択 286 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 287 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 288 : ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 選択 289 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 290 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 291 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 292 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 293 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 294 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 295 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 296 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 297 : ◯職員【和田美穂君】 選択 298 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 299 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 300 : ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 選択 301 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 302 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 303 : ◯8番【露木佳代君】 選択 304 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 305 : ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 選択 306 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 307 : ◯8番【露木佳代君】 選択 308 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 309 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 310 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 311 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 312 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 313 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 314 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 315 : ◯職員【和田美穂君】 選択 316 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 317 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 318 : ◯10番・総務建設経済常任委員長【大沼英樹君】 選択 319 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 320 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 321 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 322 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 323 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 324 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 325 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 326 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 327 : ◯町長【村田邦子君】 選択 328 : ◯議長【善波宣雄君】 選択 329 : ◯議長【善波宣雄君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                             午前9時30分 開議 ◯議長【善波宣雄君】 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  ────────────────────────────────────────────  日程第1 諸報告 2: ◯議長【善波宣雄君】 日程第1「諸報告」を行います。  全国町村議会議長会より、野地洋正議員に自治功労表彰が贈られました。おめでとうございます。  ただいまから伝達式を行います。野地議員、前へお進みください。                      表彰状  神奈川県町村議会議長会前副会長 野地洋正殿  あなたは町村議会議員として、議会の運営及び地域の振興・発展に貢献された功績は特に顕著であります。よって、ここにこれを表彰します。                                      令和3年2月9日                              全国町村議会議長会会長 松尾文則  ────────────────────────────────────────────  日程第2 令和3年度町長施政方針 3: ◯議長【善波宣雄君】 日程第2「令和3年度町長施政方針」を行います。 4: ◯議長【善波宣雄君】 町長。                 〔町長(村田邦子君)登壇〕 5: ◯町長【村田邦子君】 皆様、おはようございます。令和3年度の予算案並びに諸議案のご審議をお願いするに当たり、ここに町政運営の基本方針とともに、概要を申し上げます。  早いもので、2期目の町政をお預かりして2年余りが過ぎました。
     令和2年度は、世界中で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、感染拡大を防止するための対策に追われた年となりました。今もなお最前線で私たちの生活を守ってくださっている医療、介護等従事者をはじめ、生活を支えるインフラ事業者などの方々には、改めて心より感謝申し上げます。  また、感染拡大防止に留意することが求められる中、様々な活動が制限され、地域活動や町民活動においてもこれまでどおりに実施することが困難となりました。今までの当たり前の日常がいかに貴重な日々であったかを誰しもが実感されていることと思います。  今後もこの状況がすぐに好転するとは考えられませんが、町民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底していただき、お一人お一人が健やかに生活できることを心より願うとともに、明るい未来に向けて全力で取り組んでまいります。  さて、令和2年度の町政を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、「ガラスのうさぎ像」平和と友情のつどいや体育祭など、例年実施してきた様々な事業を軒並み中止せざるを得ず、特に成人式については、緊急事態が宣言され、感染拡大の防止だけでなく、逼迫する医療体制の確保などが求められる中、中止という苦渋の決断をしたことについては、新成人の方々の思いも含め、決して忘れてはいけないことと思っております。  改めて、議会をはじめ町民の皆様におかれましては、感染拡大防止に向けた取組にご理解とご協力をいただいたことを、この場をおかりして改めてお礼を申し上げます。  昨年4月の緊急事態宣言後、二宮町では、国の交付金を最大限に活用すべく、感染拡大防止策、生活支援策、経済活動支援策、学校教育支援策を4つの柱として、速やかに緊急対策を実施いたしました。具体的には、中小企業等の家賃補助や二宮エールプレミアム商品券、子育て世帯の方々への商品券、飲食店応援クーポン券の発行、妊婦などへの特別給付金の支給など、町民の皆様の生活を守り、経済活動を支えるための緊急対策とともに、これからの時代を見据え、学習環境におけるICT化の加速や避難所機能の向上などに取り組みました。また、安全・安心なまちづくりの拠点としての役場新庁舎整備については、ラディアン周辺を候補地として、町民ワークショップとシンポジウムを開催いたしました。町民の皆様の意見交換を通じて、近い将来に起こる可能性のある災害に向けた早急な対応や公共サービスという行政の視点のみにとらわれ過ぎず、新庁舎整備だけではない、今後のデジタル化等の大きな時代変化を踏まえた、町民全体でのまちづくりを考えていかなければならないことに気づくことができました。  これを受けて、令和2年度に予定していた新庁舎整備基本計画の策定を取りやめ、令和3年度は、改めて庁舎を含めた公共施設や公共空間を一体で検討する方向にかじを切ることにしたいと思います。  一方、子どもたちによりよい教育を提供するための学校の在り方については、新型コロナウイルス感染症に伴う一斉休校という、かつてない経験を経て、国からも、令和7年度までに小学校を35人学級とする方針が示されました。そのような中、教育委員会からは、小中一貫教育校設置の計画案が示されていますが、教室の数など、施設の面からも児童生徒が安全・安心に学校生活が送れるよう、引き続き感染症対策に万全を期していくとともに、しっかりと議論していく必要があると考えています。  また、学校教育では、教職員の働き方改革を推進するとともに、教育相談員、スクールソーシャルワーカー、支援教育補助員などの方々を雇用して、教育相談や支援を必要とする児童生徒への対応を充実し、教員が子どもたちと向き合う時間をしっかりと確保することで、将来を担う子どもたちの教育環境の充実を図ることができました。  議員各位並びに町民の皆様には多大なるご理解とご協力を賜りましたことに、心より御礼を申し上げます。  さて、現在の国の動向や予算に目を向けますと、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は大きく、依然として厳しい状況であると感じます。新型コロナウイルス感染症緊急経済対策、令和2年度第1次から第2次補正予算の効果もあり、持ち直しの動きが見られるものの、経済の水準はコロナ前を下回った状態にとどまり、回復は道半ばであると言われています。  令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の終息に見通しがつかないこれからの時代を見据えながら、次の10年の町の将来を描く次期総合計画の策定に着手してまいります。  二宮町は、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれた大変住みやすい町ですが、今までの拡大成長の時代から、人口減少や少子高齢化が進む中で、老朽化した公共施設など喫緊の課題をしっかりと把握し、解決していくという強い気持ちの下、着実に町政を進めていくために、数多くある様々な重要課題とのバランスを保ちながら、様々な分野の世界基準の目標、SDGsを目指し、持続可能なまちづくりを進める必要があります。  そのために必要な組織体制を町として整えるとともに、持続可能なまちづくりがどうあるべきか、町民の皆様と一緒に考え、対話を重ねることで、これからの時代にふさわしいまちづくりを一歩一歩着実に進めていきたいと考え、令和3年度予算案を取りまとめました。  それでは、予算編成の総括的な内容について申し上げたいと思います。  新年度予算5会計の予算総額は159億2,708万8,000円となり、昨年度と比較して1.7%の増となりました。このうち一般会計は82億1,900万円で2.9%の増。特別会計は77億808万8,000円となり、0.3%の増となりました。  初めに、歳入です。  町税や地方譲与税、各交付金、地方交付税などの収入は、いずれも新型コロナウイルス感染症の影響から減収を見込まざるを得ない状況です。  分担金及び負担金については、子ども・子育て支援給付費負担金の減により、対前年度比9.3%の減です。  国庫支出金及び県支出金は、子育てのための施設等利用給付交付金の増、統計調査費委託金、教育・保育給付費負担金の減などにより、対前年度比で国庫支出金は16.9%の増、県支出金は4.1%の減となっています。  繰入金は、財政調整基金繰入金及び公共施設整備基金繰入金の増により、対前年度比66%の増となっています。  町債は、普通交付税から臨時財政対策債への振替額の増加に伴い、対前年度比60.2%の増となっています。  続いて、歳出です。  令和3年度の歳出が前年度対比で増加しているのは、民生費と教育費の合計で1億4,000万円以上増えたことが主な要因です。  民生費と教育費に大きな臨時的経費の支出はありませんので、民生費では自立支援給付費、教育費ではICT教育関連経費などの経常経費が増加していることになり、さらに民生費と教育費は、令和元年度から2年度にかけても2億3,000万円増加していることから、今後もこの傾向は続くことと見込んでおります。  令和3年度は、第5次二宮町総合計画後期基本計画の3年目となります。また、第2期二宮町総合戦略の2年目になります。いずれの計画も令和4年度に最終年度を迎えることから、これまで取り組んできた施策の成果を整理しつつ、10年先、20年先の将来を見据え、3年後に始まる新たな計画の礎となり、町民の皆様に末永く安心して住み続けていただけるよう、基金などの財源も積極的に活用し、事業を展開してまいります。  一方、緊急事態が宣言された状態は今もなお続いています。令和2年度は、国からの交付金なども最大限活用して、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛などの影響を受けている町内の事業者をはじめ、町民の皆様の生活支援に取り組んでまいりましたが、飲食店等に営業自粛要請が出ていることを踏まえ、町内の中小事業者が新しい生活様式に対応して事業を続けるための補助制度を創設するほか、これまでに配布、販売した子育て世帯経済活性化商品券、飲食店応援クーポン、エールプレミアム付商品券や中小企業等事業継続支援金について、使用期限や申請期限を5月末まで延長して対応してまいります。  令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大を抜本的に押さえ込むために、まずは全町民へのワクチン接種が滞りなく行えるよう、1月に立ち上げたワクチン接種プロジェクトチームを中心に、全庁的体制の下、既に準備を進めているところです。  そのほかにも、中郡医師会が実施する新型コロナウイルス感染症対策への支援や中小企業への継続的支援などに取り組むほか、ここで国の第3次補正予算の概要も示されましたので、引き続き、町内の経済動向やコロナ禍における課題を見極め、必要な支援を的確にお届けしてまいります。  なお、町の各種事業についても従来どおりの開催が難しくなることが想定されますので、代替事業の検討やオンラインを活用した事業推進など、単に事業を中止するだけにとどまらないよう、創意工夫を凝らした事業展開を心がけてまいります。  それでは、新年度予算の重点施策・事業について、二宮町総合計画後期基本計画に沿ってご説明申し上げます。  初めに、「生活の質の向上と定住人口の確保」です。  二宮町の恵まれた自然環境と生活環境を生かし、子どもから高齢者まで、誰もが人と人とのつながりや支え合いの下に、地域の中で穏やかに安心して生活ができるよう、生活の質の向上を目指すとともに、この町の豊かな生活を内外に発信することで、二宮町に関心を向けていただける取組を進めてまいります。  初めに、子育て支援について、安心して子どもを産み育てられる環境づくりとして、妊娠から子育ての期間を切れ目なく支援する子育て世代包括支援センター「にのはぐ」ですが、新しい生活様式を見据え、相談や情報提供のさらなる充実のため、オンライン機能を活用した相談体制を強化してまいります。  また、新生児について、先天性の聴覚障がいを早期に把握することで、適切な支援に結びつけることを目指し、聴覚検査費用の補助を行ってまいります。  次に、学校教育関係ですが、将来を見据えた中で、特色ある学校教育の創出や、学校と地域が連携した児童生徒の生きる力の育成のため、小中一貫教育の導入について、まずは分離型で開始できるよう引き続き準備を進めてまいります。  また、小中学校5校のコミュニティ・スクールについて、学校運営協議会を中心に、各校の特色を生かした実効性のある円滑な運営を目指すとともに、小学校に加え、中学校にも地域学校協働活動推進員を配置し、学習支援や放課後の居場所づくりなどの地域学校協働活動を推進していきます。  その中で、小学校においては地域学校協働活動推進員を中心に、放課後子ども教室の充実に取り組んでまいります。  教育環境については、英検取得奨励制度の拡充など英語教育の充実や、これまで整備してきたICT機器を活用した様々な教育活動の推進など、新たな施策を着実に推進していきます。  また、学校施設については、令和2年度に実施した各小中学校の施設点検に基づき、二宮小学校体育館の雨漏りや一色小学校の教室内壁面のひび割れなど、優先順位の高いものから速やかに修繕を実施することで、児童生徒が安心して学ぶことのできる環境を維持してまいります。  次に、高齢者をはじめとして、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていくための取組ですが、身近な地域社会において、自分らしく生き生きと暮らし続けることができるよう、地域福祉の充実と医療・介護・保健事業の連携、強化を進めます。  この4月から施行される改正社会福祉法では、ひきこもりや介護、貧困といった複合的な課題を抱える家庭に対し、一括して相談対応ができる体制の整備が求められています。二宮町でも、ひきこもりの50代の子どもを80代の親が抱え、親子で生活に困窮する8050問題に対応する「ことわらない相談窓口」を高齢福祉部門に設置し、地域包括支援センターや他の相談部門と連携して、継続した相談対応が可能な体制を構築してまいります。  また、近年、防災行政無線で行方不明の方々の情報を提供させていただく機会が増えている状況です。このように、行方不明になってしまう可能性のある方を早く発見するため、身元確認用のキーホルダーを導入し、地域住民と警察、行政が連携して早期に特定、保護できるようにするほか、認知症対策においては、サポーター養成講座を中学生向けに実施し、若い世代から認知症への理解を広げることにより、地域住民が全体で支え、見守る体制づくりを目指し、取組を進めてまいります。  一方で、今後ますます進む高齢化を見据え、一部地域では、高齢者などの移動困難者の買物や通院を支援する組織ができています。このような取組や事業所を支援するため、福祉有償運送等運転者講習を実施し、地域の介護人材の掘り起こしや、地域の移動支援組織の活動をサポートしていきます。  次に、活力ある地域コミュニティの形成に関する取組ですが、国の地方創生推進交付金を受け、安心して住み続けられる地域再生事業として行ってきた一色小学校校区地域再生協議会は、計画の最終年度となるため、これまでの活動成果や課題を検証し、人生100年時代の生涯学習活動の実践を地域とともにある学校づくり、あるいは、学校を核とした地域づくりとして生かしていく方法について、再生協議会の方々と共に検討してまいります。  さらに、二宮町の魅力を広く内外に発信する「にのみやLife」プロモーションでは、コロナ禍の昨年、オンラインでの移住・定住相談に切り替えた結果、オンラインであっても好評をいただき、成果が見込めることが明らかになってまいりましたので、令和3年度以降も引き続き、転入を考えている方々に対し、既に転入された方々から直接町の魅力を伝えていただくスタイルでのオンライン移住・定住相談を定期的に開催し、町の活性化につなげていきたいと考えています。  続いて、「環境と風景が息づくまちづくり」です。  二宮町にある身近な自然環境や歴史、文化、そして穏やかに息づく昔ながらの風景を大切にするとともに、これらを生かしながら観光や商工業の振興を進めてまいります。  東京大学果樹園跡地は、「子どもと共に大人も楽しみ学べる場」というコンセプトの下、公募の方々により東京大学果樹園跡地活用協議会を組織し、町内外の子どもと大人が自然環境の中で触れ合い、学び、遊ぶことの豊かさを知り、感じていただける事業を展開しています。  令和2年度は、事業にご賛同いただいた町外事業者からの企業版ふるさと納税を活用させていただき、駐車場や広場、公衆トイレなどの整備を実施しましたので、これまで以上に活用、活動の幅を広げた事業展開を協議会に期待するところです。  また、公園、広場については、平成29年度に策定した公園統廃合計画に基づき、現状の活用実態を踏まえた特色ある公園づくりを進めており、令和3年度は、ボール遊びができる公園の整備及び遊具の更新を行ってまいります。  今後も、先ほどの東京大学果樹園跡地とともに、公園などに特色を持たせ、各年代の子どもたちが用途に応じて安全に安心して遊べる場を創出していきたいと考えています。  一方、町の観光の中心である吾妻山公園は、障がいのある方や高齢者など、これまで来訪を諦めていた方々に来園いただくことで、さらなる魅力の向上を図ることができると考えています。そのための準備段階として、園路の改修整備に着手するとともに、町の観光事業をより一層推進していくため、観光協会の体制強化を図ります。  環境に優しいまちづくりについては、現在、地球温暖化や海洋汚染の問題、または、大量消費、大量廃棄社会が生むごみの問題などに対して、持続可能な開発目標、SDGsでは、未来の地球環境をつくるために様々な目標が掲げられています。今を生きる私たちには、世界中の人と歩調を合わせながら、次世代にとって暮らしやすい地球環境とともに、この町の地域環境を継承していく責務があります。この理念に基づき、町民や事業者の皆様が未来をつくるための行動へと転換し、持続可能な環境づくりを推進できるよう、各種団体と協力するとともに、オンラインなどを活用しながら、新しい生活様式にも配慮し、子どもから大人まで全ての世代を対象にした積極的かつ効果的な啓発活動に取り組んでまいります。  次に、二宮らしい産業の振興ですが、商工業においては、現在、町内で増えてきている小規模事業の起業に対し、創業者支援や中小企業融資、利子補助を実施してまいります。  農業振興においては、町内に点在する遊休・荒廃農地対策として、遊休農地の再整備に係る費用の補助や新規就農者に対する補助を継続して実施してまいります。  特に、特産物として取り組んできた落花生とオリーブの普及についてですが、10年目を迎える湘南オリーブは、栽培本数、収穫量が少しずつ増加しています。今後も落花生と共に普及奨励に係る補助を継続するほか、オリーブを活用した様々な製品が二宮ブランドとして認定されていますので、さらなる特産物普及奨励のため、「湘南オリーブ」が地域ブランドとして国に保護され、商品の信用、信頼、ブランド力の強化や知名度アップにつながる地域団体商標登録を目指してまいります。  続いて、「交通環境と防災対策の向上」です。  便利でコンパクトな町という特性を生かして、町民にとって身近で利用しやすい公共施設の充実と、主要な道路の改良、公共交通の確保などにより交通環境の充実を図ります。  また、喫緊の課題である大震災等の災害に備えるとともに、家庭、地域で町民同士の協力と支え合いによる減災文化が根づくまちづくりを進めてまいります。  東日本大震災の発生から間もなく丸10年を迎えます。また、全国の自治体庁舎の再整備が加速するきっかけとなった熊本地震からは丸5年を迎えようとしています。今後30年以内に8割の確率で発生するとされている大地震に対応するために進めてきた安全・安心な町の拠点である新庁舎整備については、駅北口からラディアンまでの区域に集中する老朽化した公共施設や公共空間を一体で捉え、町民ワークショップを開催するなど、町民の皆様と共に、「(仮称)駅及びラディアン周辺施設まちづくり計画」を策定します。  一方で、1000年に一度の大雨を想定した神奈川県の洪水浸水想定区域が示されたことを受け、議会と共に、神奈川県に対し、葛川の抜本的な浸水対策、早期整備に対する要望を今後も引き続き伝えてまいります。  さらに、地域づくりの拠点となる地域集会施設についても、耐震性が不明確な施設については、昨年度、耐震診断を実施いたしましたので、今後、地域の方々と話合いを行いながら、改修計画の策定を進めていきます。  その他、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画に基づき、体育施設の現況調査の実施、令和2年度に長寿命化計画を策定した生涯学習センター・ラディアンの一部改修設計など、公共施設を更新していくための基礎調査や計画策定に着手し、「(仮称)駅及びラディアン周辺施設まちづくり計画」も踏まえた上で、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画の見直しにつなげてまいります。  なお、駅及びラディアン周辺のまちづくりや公共施設の再配置、町有地の有効活用などを一体的に進めるために、新たな組織を設置して、町の優先課題の解決に取り組んでまいります。  防災・減災対策の充実については、通学路を含めた道路環境整備として、一級町道5号線の一部、富士見が丘旧グローリアストアー前から富士見が丘二丁目交差点への約190メートル及び一級町道18号線の一部、二宮高校入口交差点から始まる緑が丘外周道路のうち、打越川までの約380メートル、そして、一級町道11号線の歩道、釜野橋交差点から運動場入口交差点までの約190メートルの舗装補修工事を実施します。  また、木造住宅の耐震診断と改修に係る費用の補助、空き家のリフォーム及び解体に係る費用の補助を継続して実施します。  さらに、ブロック塀撤去の補助については、地震や台風で公道に倒壊するおそれのある民有地のブロック塀除去に対し、補助の対象や割合を拡充することで、さらなる促進を図ってまいります。  このほか、救急搬送時に患者の心電図を搬送先の病院へ事前に伝送することで、病院到着後にスムーズな処置が可能となるシステムを導入することにより救急体制の充実を図っていきます。  最後に、「戦略的行政運営」です。  社会状況の変化や多様化する町民のニーズに応えられる組織として、柔軟で機動的な行政運営が重要となります。そのためにも、第5次二宮町総合計画後期基本計画及び第2期総合戦略を柱にし、効果や効率をより意識した行政運営を行ってまいります。  効率的な行政運営として、新しい行政評価システムを活用した事業の適正化を推進していきます。  また、近隣市町との広域行政の推進も重要です。特に平塚市、大磯町、二宮町の1市2町において行っているごみ処理広域化や消防指令の業務については、各市町間において十分に連携を取り、円滑な運営に努めてまいります。  このほか、マイナンバーカードを利用することで、全国のコンビニエンスストアで証明書の取得ができるコンビニ交付サービスを始めます。まずは、住民票と印鑑登録証明書から交付を始めますが、順次交付できる証明書を増やしていくことで、町民の皆様の利便性を向上していけるよう努めてまいります。  職員能力の向上及び働き方改革については、職員研修計画、人材育成基本方針に基づいた計画的な研修、人材育成を推進し、今そこにある課題を的確に把握し、積極的に解決に取り組む職員の育成に努めてまいります。  このほか、事務の効率化や効果的な情報発信についても能力の向上に努めていくほか、人脈を形成し、幅広い視野を養うためにも、国、県との人事交流についても、引き続き実施してまいります。  さらに、誰もが自分らしく生きていくことのできる社会を実現するため、パートナーシップ制度の早期導入を目指し、職員はもちろん、町民の方々も一緒に参加できる人権研修を開催してまいります。  最後に、町民とともにある自治体運営として重要な町民の皆様との情報共有については、引き続き、必要な情報を適切な時期に適切な方法で、相手の立場に立って分かりやすく発信することに努めてまいります。  続いて、特別会計についてです。  初めに、国民健康保険特別会計です。平成30年度から、制度改正により県が町と共に国民健康保険の保険者となり運営を行っていますが、被保険者数の減、医療の高度化等に伴い、1人当たりの医療費が増加し、厳しい会計運営が続いている状況です。  今後も、国民健康保険の安定した会計運営や国民健康保険事業の広域的かつ効率的な運営を図ってまいります。  また、加入者のレセプトなどのデータを分析、活用し、それに基づく健康増進のための事業計画として策定したデータヘルス計画では、健康課題に対して保健事業を展開することになっています。その一つに、糖尿病のリスクが高い方への重症化予防事業があり、令和3年度は、運動教室や個別面接を実施していきます。  後期高齢者医療特別会計は、被保険者の利便性を向上するため、保険料のコンビニ収納を始めるほか、後期高齢者の増加に伴う医療費の増加に対し、健康診査の拡充など、広域連合と連携し、健全な制度運営に努めてまいります。  介護保険特別会計については、令和2年度に策定した高齢者保健福祉計画及び第8期介護保険事業計画を推進してまいります。  今後も介護給付費の増加が見込まれる中で、持続可能な介護保険制度の確保を図りつつ、介護保険料のコンビニ収納や制度改正などの見直しに伴う事務を着実に進め、引き続き介護予防、介護サービス及び地域支援事業の適切な提供と、高齢者が可能な限り健康で自立した生活を送ることができるよう、地域と連携した、地域の通いの場の運営支援を行い、健康運動指導士をはじめとする専門職を適切に配置するなど、利用者のニーズに応じた体制を確立してまいります。  下水道事業特別会計につきましては、予定されている整備が順調に推進され、おおむね9割程度の整備が完了する中、将来にわたり持続可能な下水道経営のために地方公営企業法を適用した公営企業会計制度の導入に向けた準備を継続して進めてまいります。  また、今後も接続率の向上及び経費の節減に努め、経営の健全化を図ります。  以上、一般会計をはじめ各特別会計の令和3年度予算について、概要を説明させていただきましたが、令和3年度は、新型コロナウイルスの影響で地域経済が低迷し、地方自治体の税収が大幅に落ち込むことが見込まれており、この傾向はしばらくの間続くことを覚悟しておく必要があると思っております。  令和3年度は、基金を切り崩し対応せざるを得ない状況となりましたが、令和4年度以降も同様の対応をする必要が出てくることを念頭に置き、今後も、行政評価による事業の効率化を柱に、持続可能な行政運営を行う一方で、10年先、20年先の将来を見据えた必要な事業にはしっかりと予算を計上していきたいと思います。  最後になりますが、まちづくりの主役はやはり町民の皆様です。その町民の皆様が、新しい生活様式を踏まえた上で、心豊かに、共に認め合い、支え合い、響き合うことで、この町ならではの共生社会を築き、子どもから高齢者まで住んでいる全ての方々が楽しく、幸せに暮らすことができるために、町民の皆様や地域、民間事業者と手を取り合い、「いつまでも住み続けたいと思っていただける二宮町」の実現に向け、これからの時代にふさわしいまちづくりを一歩一歩着実に進めてまいります。  引き続き、議員各位、そして町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、施政方針とさせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同を賜りたくお願い申し上げます。 6: ◯議長【善波宣雄君】 これをもって、令和3年度町長施政方針を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は10時20分から始めます。                                  午前10時08分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前10時20分 再開 7: ◯議長【善波宣雄君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第3 議員提出議案第1号 二宮町議会会議規則の一部を改正する規則
    8: ◯議長【善波宣雄君】 日程第3「二宮町議会会議規則の一部を改正する規則」議員提出議案第1号を議題といたします。 9: ◯議長【善波宣雄君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 10: ◯議長【善波宣雄君】 小笠原議員。 11: ◯7番【小笠原陶子君】 それでは、議員提出議案第1号「二宮町議会会議規則の一部を改正する規則」について、提案理由を説明いたします。  2月10日付で、全国町村議会議長会から、標準会議規則の一部改正について通知がありました。  通知によれば、今回の改正は2点、1点目は、議員活動と家庭生活の両立支援、2点目は、請願者に求めている押印の義務づけを見直し、署名または記名押印に改めるものです。  具体的には、議案に添付の新旧対照表のとおり、第2条第1項中、「事故」とあるものを、「公務、傷病、出産、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由」に改め、産前産後休暇の期間を明記するものです。  また、第84条第1項中、請願者の氏名を記載し押印とあるのを、請願者の署名または記名押印と改めるものです。  最近のコロナ禍において押印業務の見直しが行われており、今回の改正はその一環と思われます。このような情勢から、次の定例会を待たず、二宮町議会会議規則も、標準会議規則に準拠して早期に改正することが望ましいと判断し、本日の上程に至りました。  条例の施行期日は公布の日からといたします。  以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。以上です。 12: ◯議長【善波宣雄君】 これより質疑に入ります。  質問のある方。 13: ◯議長【善波宣雄君】 野地議員。 14: ◯4番【野地洋正君】 新旧対照表の第84条請願者の扱いになりますが、陳情者に対する扱いも同様と理解してよろしいでしょうか。 15: ◯議長【善波宣雄君】 小笠原議員。 16: ◯7番【小笠原陶子君】 同様に扱います。 17: ◯4番【野地洋正君】 結構です。 18: ◯議長【善波宣雄君】 よろしいですか。  ほかにございませんか。                  (「なし」との声あり) 19: ◯議長【善波宣雄君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 20: ◯議長【善波宣雄君】 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議員提出議案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 21: ◯議長【善波宣雄君】 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第4 町長提出議案第19号 二宮町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 22: ◯議長【善波宣雄君】 日程第4「二宮町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第19号を議題といたします。 23: ◯議長【善波宣雄君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 24: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 25: ◯町長【村田邦子君】 議案第19号の提案理由を説明いたします。  「二宮町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」についてですが、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の改正により、本条例における新型コロナウイルス感染症の根拠となる政令が廃止されたことから、改めて定義を規定することに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては政策総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 26: ◯議長【善波宣雄君】 政策総務部長。 27: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第19号についてご説明申し上げます。  今回の改正につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の改正により、本条例において新型コロナウイルス感染症を位置づけた政令が廃止されたことから、本条例の対象となる新型コロナウイルス感染症に係る定義を規定する必要が生じたために改正を行うものです。  資料9の新旧対照表をご覧ください。  附則第3項中、「新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令(令和2年政令第11号)第1条に規定する新型コロナウイルス感染症をいう。」を、「病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症をいう。以下同じ。」に改めるものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。この条例は、公布の日から施行し、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行日から適用させていただくものです。以上で説明を終わります。 28: ◯議長【善波宣雄君】 これより質疑に入ります。 29: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 30: ◯8番【露木佳代君】 提案理由のところは理解するんですけれども、この言葉に変わることによって何が変わってくるかというか、その対象者が絞られてしまったりとか、その違いですよね。ここまで変える理由を教えていただきたい。中華人民共和国って国が入ったりですとか、そういうことに関して教えてください。 31: ◯議長【善波宣雄君】 総務課長。 32: ◯総務課長【西岡英明君】 まず、中身の問題ですが、中身は何も変わりありません。  なぜこの言葉が入るかというと、もともとの政令、廃止された政令の第1条ではこのような定義づけがされています。その政令が廃止されたことによって、その言葉自体が消えてしまいますので、今回、この条例のほうに第1条という、要は廃止された第1条と書いてあるんですけど、それがなくなることで、改めて同じものをここに定義するということで、言葉としては、その廃止された政令の言葉をそのままこの条例のほうの附則に持ってきているというのが現状でございます。以上です。 33: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 34: ◯8番【露木佳代君】 理由は分かりました。  分かったんですけど、この改正前……、何と聞いたらいいか分からないんですけど、もともと改正後の言葉というのは、やはり改正前のままでは駄目なんですかね。 35: ◯議長【善波宣雄君】 総務課長。 36: ◯総務課長【西岡英明君】 そうですね。新旧対照表のいわゆる旧、改正前の言葉は、これはあくまで新型コロナウイルス感染症として定める等の政令の第1条に規定する新型コロナウイルスということで書いています。  この政令自体が廃止になってしまっていますので、廃止になった第1条に、この改正後の令和2年1月に中華人民共和国云々というこの言葉が第1条に定義されています。なので、この言葉を入れないと、第1条自体は当然なくなってしまっていますので、この言葉を入れて定義をすると、改めて定義をするということでございます。 37: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 38: ◯8番【露木佳代君】 ごめんなさい、私の聞き方が悪いんだと思います。それは分かるんですね。  ちょっとこれ、国に聞けという話かもしれないんですけど、改正後のほうの括弧のところがありますよね。新型コロナウイルス感染症括弧のところの括弧書きが入るというのは、こういう感染症って一般的にどこから発生してとか、人に伝染する能力を有するとか有さないとか、そういう細かい部分が入るものなんでしょうか。 39: ◯議長【善波宣雄君】 政策総務部長。 40: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 今回の法改正、この際に、同時に新型コロナウイルス感染症というものについても、別途の法律、「感染症の予防に関する法律」、そちらのほうにも位置づけが同時にされているんですが、これは一般的な新型コロナウイルス感染症として位置づけがされております。  今回、特殊勤務手当等の対象になって、もともと指定感染症の指定を受けていた新型コロナウイルスというのは、俗に言うCOVID-19、これを特定しているということなんですね。  そうしますと、今回、この条例の対象として定義すべき新型コロナウイルスがCOVID-19に限られるということをしっかり定義しなければいけませんので、いわゆる一般的な新型コロナウイルス感染症という名称とこちらの条例で定義をする内容のものとを明確に区別するために、このような表現を使う必要があるということでございます。以上です。 41: ◯議長【善波宣雄君】 渡辺議員。 42: ◯9番【渡辺訓任君】 政令がなくなって、町で独自に規定をしなくてはいけないという、そういう根拠だと思うんですが、逆に、今ご説明いただいたように、いわゆるCOVID-19、これに特定するということであれば、新しい型のウイルスが出たり、それから、これが変異をして定義が若干変わると、そういうときの対応というのは、当然、この条例の趣旨からすると、そこへはこの手当は払われないということになると思いますが、逆に、同じような感染性なり危険性が指摘されることになれば、それは対応すべきだと思うんですね。  そのときの対応というのは、結局、また条例を新たに改正するということが必要になるという理解でよろしいでしょうか。 43: ◯議長【善波宣雄君】 総務課長。 44: ◯総務課長【西岡英明君】 そうですね。そのとおりになると思います。新たな感染症等が出た場合は、改めてここに定義をして、特殊勤務手当が必要であれば定義をしていくというふうな形になろうかと思います。以上です。 45: ◯9番【渡辺訓任君】 それだけです。 46: ◯議長【善波宣雄君】 よろしいですか。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 47: ◯議長【善波宣雄君】 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第19号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 48: ◯議長【善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第19号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第5 議案第20号 二宮町国民健康保険条例の一部を改正する条例 49: ◯議長【善波宣雄君】 日程第5「二宮町国民健康保険条例の一部を改正する条例」町長提出議案第20号を議題といたします。 50: ◯議長【善波宣雄君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 51: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 52: ◯町長【村田邦子君】 議案第20号の提案理由を説明いたします。  「二宮町国民健康保険条例の一部を改正する条例」についてですが、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正により、本条例における新型コロナウイルス感染症の根拠となる条項が削除されたことから、改めて定義を規定することに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 53: ◯議長【善波宣雄君】 健康福祉部長。 54: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第20号についてご説明申し上げます。  今回の改正につきましては、傷病手当金の対象となる新型コロナウイルス感染症の定義に関する新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2が、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴い削除されたため、本条例上に新型コロナウイルス感染症に係る定義を規定する必要が生じたために改正を行うものです。  それでは、資料10の新旧対照表をご覧ください。  附則の第4項です。新型インフルエンザ等特別措置法附則第1条の2が削除されたことに伴い、本条例上に「新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症をいう。以下同じ)」と定義を規定するものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。この条例は公布の日から施行し、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行の日から適用させていただくものです。  以上、よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 55: ◯議長【善波宣雄君】 これより質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 56: ◯議長【善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 57: ◯議長【善波宣雄君】 討論なしと認めます。  これより議案第20号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立)
    58: ◯議長【善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第20号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は10時50分から始めます。                                  午前10時36分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前10時50分 再開 59: ◯議長【善波宣雄君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第6 議案第25号 令和2年度二宮町一般会計補正予算(第12号) 60: ◯議長【善波宣雄君】 日程第6「令和2年度二宮町一般会計補正予算(第12号)」町長提出議案第25号を議題といたします。 61: ◯議長【善波宣雄君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 62: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 63: ◯町長【村田邦子君】 議案第25号の提案理由を説明いたします。  「令和2年度二宮町一般会計補正予算(第12号)」ですが、第1条において既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ118億6,941万9,000円とするものです。  また、第2条において繰越明許費の補正をお願いするものです。  内容につきましては政策担当部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 64: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 65: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 ただいま町長より提案申し上げました議案第25号について、内容の説明を申し上げます。  4ページをお願いします。  第2表の繰越明許費補正です。繰越明許費は、本年度中に完了しない見込みのある事業を翌年度に限り、繰越しをして執行させていただくものです。  教育費、保健体育費の町民温水プール空調設備修繕事業は、臨時休館の原因となっている空調設備を修繕するものです。  事項別明細の説明をさせていただきます。8ページ、9ページをお願いいたします。  歳入です。繰入金の基金繰入金です。  公共施設整備基金繰入金の公共施設整備基金繰入金は、歳出の空調設備修繕工事のために繰り入れるもので、繰入後の残高は約4億6,900万円となります。  次に、歳出です。10ページ、11ページをお願いいたします。  教育費の保健体育費です。体育施設費、町民温水プール施設管理運営事業の空調設備修繕工事は、空調の暖房熱源となっている温水を循環させる設備を修繕するものです。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 66: ◯議長【善波宣雄君】 これより質疑に入ります。 67: ◯議長【善波宣雄君】 野地議員。 68: ◯4番【野地洋正君】 では、まず、温水プールの利用者の数ですが、年間6万7,000人ぐらいというのは聞いておりますが、町内で何人、町外で何人、これは学校の授業利用を除いた数で、まず教えていただきたいと思います。  それと、各種点検委託料というのが毎年入っておりますが、点検委託の中で今回のものが見抜けなかったか、当然の補償なんですけど、そういう委託の中で発見できないものなのかという質問です。  3つ目ですが、令和2年度におきましては、排煙や防水等の修繕費も踏まえて、当初予算8,000万を超えております。昨年の補正予算で急遽修理して休館をしております。  今回また休館をしたということで、約1億円弱ですけれども、令和2年度かかるということの現状がありますが、その費用を出しても、今後、この温水プールを続けていくための1,300万だという理解をしていいのかということです。  まず、それで結構です。お願いします。 69: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 70: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 まず、温水プールの利用者についてなんですが、令和元年度ですと、利用者の延べ人数が4万9,294人となっております。これの町内、町外の割合になるんですが、およそ町内の方が4割、町外の方が6割というふうになっております。  それから、2つ目のご質問で、点検をやっている中でこれが見抜けなかったのかということなんですが、今回のところについては、やっぱり急な故障ということでしたので、ここについて直接の指摘というのはちょっとなかったというふうな状況になります。  それから、今回、修繕料としてお願いしたい1,300万円なんですが、こちらのほうをかけることで、まず、今故障しているところを原状復旧させていただきたいというのが第一のところになります。原状復旧をして施設を再開する、その間に、この温水プール、いろいろ設備の経年劣化とかもございますので、今後どのように運営していくかということについては、令和3年度内にいろいろ検討の機会を持たせていただきまして、今後の方向性というのを出させていただけたらというふうに考えております。以上です。 71: ◯議長【善波宣雄君】 野地議員。 72: ◯4番【野地洋正君】 元年度の延べ人数の割合をお伺いしましたが、実数で、数字の人数で教えてください。 73: ◯議長【善波宣雄君】 今言ったでしょう。 74: ◯4番【野地洋正君】 延べじゃなくて、町民が何人使っているという人数ね。1,000人なのか1万人なのか分かりませんが、それを教えてください。  それと、通常の委託点検で発見ができないことも多いということで今ご答弁いただいたかと思いますが、そのような点検項目は委託には入ってない、特殊な故障という理解でよろしいんですかというのと、最後の質問の中で、今後の使い勝手においては令和3年度内に検討するという検討するということなんですが、どういうことかもう一度お伺いしますが、何を検討するんでしょうかと、今後の温水プールとして継続するのか、そういった温水プールを何らかの形で、使い勝手を変えてでもやっていくのかとか、どういう検討するかをちょっとお伺いします。 75: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 76: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 実際にお使いになっていらっしゃる方の実数ということなんですが、こちらに関しては、大変申し訳ないんですが、統計としてはこちら、取っていないんですね。毎回、来られた方、例えば券売機で入場券を買っていただくんですが、そちらのほうで町内と町外というふうなのを見せていただいたりというようなことはできるんですが、お一人の方が何回いらっしゃっているかということに関しては統計として取っていないのが実情ですので、この点については申しありませんが、ご理解いただければと思います。  それから、保守点検のところに関してなんですが、点検を今回やっていただいているところについては、ふだんから定期的に見てもらっているところになります。  ただ、少しずつ劣化は進んでいるというご指摘はありまして、例えば、交換を推奨しますというふうな点検結果をいただくようなことがあるんですが、その他の修繕が必要な部分などを総合的に見まして、優先順位をつけた中で、修理のほうを少しずつ行っているというふうな状況になります。以上です。 77: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 78: ◯教育部長【黒石徳子君】 温水プールにつきましては、町民の方々、これだけ多くの町民の方々が使っていただいている、健康増進であったり、生涯スポーツの場として、教育委員会としても大変重要な施設だということで思っております。  今回、1,300万円をかけまして、まずは原状機能の復旧をさせていただきまして、あと、他の設備については現在も動いておりますので、まずは施設を再開させていただいて、今待っていただいておりますので、再開をさせていただきたいと思います。  ただ、一方で、やはり施設の設備の老朽化は、耐用年数が来ている部分がありますので、それに向けて、それについても踏まえながら、来年度、1年間かけて、今後の施設の在り方、あと、生涯スポーツをどのように行っていくかという、そういうことも含めまして、施設の在り方について検討していきたいと現在、考えているところです。以上です。 79: ◯議長【善波宣雄君】 野地議員。 80: ◯4番【野地洋正君】 延べ人数しか分からないっていうことだったんですが、現状はそうなのかもしれませんけど、やはり町民の何人が利用されていて、2万8,000人のうちの何人の方が利用されているかというのは把握するべきじゃないかと思うんです。知っておくべきことではないかと思うんですが、今後も把握しないですか、分からないままでいいんですかという質問にします。  それと、原状復旧する、当然必要で、今あるものを、壊れたからはい、やめますよというわけにはいかないので、原状復旧するのは非常によく分かるんですが、私が何となく腹立たしいのは、皆さんから、各議員からも、町民からも、どうしていくんだろうという計画の基に使われる金額であれば全く問題はないと思っているんですが、3か月の間、修理をしました。そうすると、その後に井戸の問題がまだ残っていますし、ボイラーの問題も残っていると思うんですが、今度そこがおかしくなったら、また、はい、やめますよと、2,000万かかりますよと、それを私たちは理解しなきゃいけないものなんでしょうかと、そこが一番疑問なので、町長に聞くべきかもしれませんけれども、そんなことで1,300万、行き当たりばったりみたいに使ってよしとするものなんでしょうか。改めてお伺いします、2つかな。 81: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 82: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 町内の方のどれぐらいの人数の方がお使いになっているかということについては、確かに何らかの方法で把握ができればいいのかなというふうには思うんですが、なかなかそこまでお一人お一人にちょっとお伺いするというのは難しい面があるかなというふうに思います。  ただ、今現在、年間パスポートをご利用なさっていらっしゃる方、大体毎年100人から120人ぐらいの方で推移するかなというふうに見ているんですが、令和元年度の段階ですと、パスポートを持っていらっしゃる方が106人いらっしゃったんですが、そのうち町内の方が49人、町外の方は57人というふうな数はつかんでおります。  それから、水泳教室、こちらのほうに関しましても、町内の方から328人の方がご参加いただき、町外から209人の方がご参加いただいているというのは、担当課のほうから報告をいただいているような状況でございます。 83: ◯4番【野地洋正君】 ごめんなさい。今、町外とおっしゃいました。町内と言いました。209人はどちらでしょう。 84: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 209が町外の、水泳教室にご参加いただいている方になります。 85: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 86: ◯教育部長【黒石徳子君】 1,300万円をかけるということで、金額的にも大きなものだと承知はしております。  やはり教育委員会としましても、1,300万かけて原状機能の復旧をして、何しろちょっとここで数か月空いていますので、施設を再開して、待っておられる利用者の方々に施設の再開を提供していきたいと考えております。  確かに、これまで点検を行ってまいりましたが、やはり計画的に修繕が十分でなかったという部分があります。そういうところも踏まえまして、施設につきましては、今後しっかりと、これまでもプールの在り方については検討してまいりましたが、やはり将来に向けて施設をどういうふうにしていくかということは、来年かけて、しっかり教育委員会としましても、あと、町と連携して、その方向性をきちっと整理しまして、お示しのほうをしていきたいと考えております。以上です。 87: ◯議長【善波宣雄君】 松崎議員。 88: ◯3番【松崎 健君】 それでは質問させていただきます。  現在、町内3か所のプールに関しまして、その存続が絶えず議論になっているところでありますが、その中でも、このたび温水プールにおいて空調設備修繕工事1,300万上程というふうにとらえております。  賛否両論を判断するに当たってのポイントなんですけれども、やはりこの施設、大きな赤字を生み出しているということと、その一方で、町内からの利用者も含めて幅広い支持層があるというふうに私は理解しております。  この2点に鑑み質問したいんですけれども、まず、1,300万円の巨費を投じての修繕、これは、当然この先、永続的に維持していくつもりであっての投資というふうに考えたいんですけれども、その点いかがでしょうかということです。1,300万をかけて修理をしました。ところが、町内3か所のプールの存続議論の際に、1年後に廃止してしまうなんていうことになってしまったら、この1,300万は何だったのかということで、当然町民の方の理解も得られないということが1点目の質問。  それと、修繕して、その後、現在赤字が大きいという状況がある中で、将来明確なビジョン、必ずしも黒字にしなければいけないということではないと思います。福祉的な側面もございますので、そういった前提とした計画を策定するつもりがあるのかということは、ちょっとぜひ町長に伺いたいんですけれども、先ほどの施政方針でも、繰り返し10年、20年先の将来を見据えての計画ということが出てきていたと思います。このプールにつきましても、今回、1,300万円を投じるわけですから、この先、そういった10年、20年先の計画を策定するつもりがあるのかどうかということをぜひお伺いしたいと思います。  まず、その2点をお願いします。 89: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 90: ◯教育部長【黒石徳子君】 そうですね。1,300万円をかけて修繕を行っていくと、改修を行っていくということで、現在、改修が必要な箇所について……。 91: ◯3番【松崎 健君】 もうちょっとクリアな声でお願いしたいんですけど。 92: ◯教育部長【黒石徳子君】 ごめんなさい。現在、改修が必要な箇所についての修繕ということで、そこを修繕すれば原状機能復旧ということで、温水プールのほうは稼働ができますので、その形で再開をさせていただきたいと思っております。  先ほども申し上げましたが、やはり施設自体、設備自体の老朽化はほかのところもありますので、そして、あとそのほかの部分、すぐにではないと思うんですけど、改修も今後出てくる可能性もあります。  そうした場合、やはり多額の費用が必要になってくるという場合もありますので、やはり今の時点で、できるだけ早く、今後の温水プールの在り方について検討をしていかなければならないというふうに考えております。  ですので、来年度、時間をいただきまして、1年間というふうに申し上げておりますが、かけさせていただいて、今後の方向性を検討していきたいというようなことで今考えております。以上です。 93: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 94: ◯町長【村田邦子君】 今、部長からも、先ほどの野地議員からの質問にも答えていますけれども、まずは原状復旧になると思います。しかし一方でというところを説明させていただいたんですけど、この施設、27年、28年近く稼働というか、竣工して、町民の方が利用してからたっているわけで、ある意味、もう日々保守点検などをしつつも、やはり様々なところが、もう変えなくちゃいけない状況に来ているというのも、一方ではやはりそういった指摘がこの間もあって、その中で運用してきたわけです。  それを言うわけですから、やはりまずは原状復旧でご利用していただくけれども、今後、先ほども言いましたけど、どうしていくのかというのは大きな問題だと思います。  その中で、もちろん赤字というお話がありましたけど、やはりどうしてもこの公共施設の中で、利用料の中でやりくりしている部分では、持ち出しの部分は大変多額になっているのも事実です。  そんな中で、ただ一方では、本当にお子様からご高齢の方までの健康増進、それも27年間、二宮町でも取り組んで、様々な形で進めてきたわけですから、その部分をどうしていくのかということももちろん考えていかなきゃいけませんので、そういったことを含めて、令和3年度、しっかりと考えながら、どうしていくかということを出してお示ししていきたいと思っております。 95: ◯議長【善波宣雄君】 松崎議員。 96: ◯3番【松崎 健君】 そうすると、今後の話なんですけれども、今の答弁を聞いて私なりに理解するに、今後どうするかということは今後検討するということになると、最悪、1,300万で原状復旧しましたと、ところが、最悪1年後に廃止という可能性が否定できないものというふうに聞こえたんですけれども、いかがでしょうか。 97: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 98: ◯教育部長【黒石徳子君】 修繕させていただいて、再開させていただきたいと思っております。  1年ということをおっしゃられていますが、やはり今、これだけ多くの方が使っていただいております。仮に施設を閉じるということがあったとしても、やはり使っていらっしゃる方がいらっしゃるので、そこら辺、期間の猶予を持たせるとか、あと、今後の利用されている方の健康増進をどういうふうに教育委員会として、生涯スポーツとして取り組んでいくかという、そういうところもやはり明らかにした上で方向性を示していかないといけないと思っておりますので、1年後にすぐなくなるとか、2年後になくなるとか、それは今ここで申し上げるのはなかなか難しいところですが、やはり方向性をきちんと明らかにした上で、施設の在り方を含めた中で、お示ししていきたいと思っております。以上です。 99: ◯3番【松崎 健君】 町長も手を挙げていたんですけど。 100: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 101: ◯町長【村田邦子君】 先ほど、松崎委員のほうから、今後10年、20年どうしていくのかという、もし本当にそういう10年、20年、今後どうしていくのかということを、ここの今数か月で決めるのはやはりハードの部分もあれば、先ほどの代わる健康増進であったり、水泳というものでの健康増進を続けていくのか、そこを今、この数か月で決めるのは、いろいろなデータも含めてまだ不十分ですので、むしろ議員が言うような10年、20年を見据えた町の方向性というのを決めていきたいということで、まずは現在のところは直していくけれども、今後10年、20年、このままで稼働できるという保証は本当にもちろんありませんから、その部分をしっかり見極めて、皆さんにご理解いただけるよう示していきたいということです、次年度ですね。 102: ◯議長【善波宣雄君】 松崎議員。 103: ◯3番【松崎 健君】 そうすると、やはり1,300万というのは、取りあえずの原状復帰と、額は大きいんですけれども、取りあえずの原状復帰というふうに捉えました。  そうすると、原状復帰ということだったら、それは本来でしたら、利用者のことを考えたときに、直ちに原状復帰はすべきだということになると思うんですよ。利用者の立場からすると、2か月オーバーしていると思いますけれども、放置していたことになるんですけれども、その点について再度ちょっと説明いただきたいんですけれども。放置というか、原状復帰なら直ちにすべきですよね、本来なら。 104: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 105: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 12月の下旬に不具合が出てまいりまして、その間、年末年始の休館がございました。そこで、詳細な設備の点検をして、不具合の箇所を特定しまして、そこから、専門の業者のほうに、どういうふうな復旧方法があるのかというのを、町と業者と一緒に検討させてもらっていました。  それから、最初に、ポンプですとか、タンクのところの不具合が分かったんですが、その後に、配管の漏水、パネルヒーターのところ、そういったところも出てきましたので、途中からそういったところも考慮した修繕ということで、ちょっと修繕の計画を立てるのに少しお時間をちょうだいしたというのが現在の状況になっております。以上です。 106: ◯議長【善波宣雄君】 前田議員。 107: ◯11番【前田憲一郎君】 それでは、この温水プールですが、私もけがをして走れないときに何回か利用させていただき、とても重宝いたしました。  また、今回もけがをして走れないので泳ぎに行こうかと思いましたけど、そうだ、故障で休館なんだと。できるだけ早く直してほしいとは思いますが、ただいまの松崎議員の質問のご答弁にもございましたが、昨年12月に故障したわけで、本当に緊急を要する修繕ならば、故障から2月9日の議案発送までに1か月半余りもあったわけで、何もここで補正予算を追加議案で出さなくても、十分議案発送までに準備ができ、間に合ったと思います。なぜここで急に追加議案として出してまでも修繕するのか解せません。緊急を要するならば、もっと早く予算を計上できたのではと思います。なぜここで突然、追加議案として出したのか、不可解で疑問です。納得できるように、明確なご説明をいただきたい。 108: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。
    109: ◯教育部長【黒石徳子君】 故障してから、経緯は、先ほど生涯学習課長が説明をさせていただいた状況です。  教育委員会としましても、また、町の企画等にも相談をさせていただきまして、修繕する箇所、壊れている箇所についてはもちろん、どこをというところは業者等にも詳しく見てもらって箇所の特定を進めてきたわけですが、今回、1,300万という数字を出させていただいて、その部分の改修ということで予算を提案させていただいておりますが、先ほどから申し上げておりますが、温水プールにつきましては設備の部分について老朽化をしている部分があるというところもあります。どこまで修繕をすれば、やはり再開するに当たって、できるだけいい状態というか、状況で再開させたいというのは教育委員会としてもありますので、そこの部分でちょっと検討を要したというところであります。  だけど、やはりできるだけ再開をして、利用者には使っていただきたいという思いもありますので、タイミング的には少し、当初の補正予算には入れられなかったんですが、できるだけ少しでも早くということで、今回、追加議案ということで出させていただいたというような状況になっております。以上です。 110: ◯議長【善波宣雄君】 前田議員。 111: ◯11番【前田憲一郎君】 ただいまの説明では、そうですか、納得できません。承服しかねます。  以前、町長は、人命に関わる事項には緊急に対応いたしますとのお話がございました。この修繕は、何も人命に関わることではないと思います。ほかに緊急に補正を組んで修繕しなければならない箇所があるのではないでしょうか。  来年度予算で、二宮小学校、山西小学校の雨漏りに対する修繕だと思いますが、屋上防水改修工事の予算が計上されています。2つの工事の総額は772万8,000円です。この補正額より安価です。普通に考えれば、児童のことを思うならば、この工事ほど補正予算を組んで修繕すべきではないでしょうか。  また、来年度予算には、二宮中学校のグラウンドに設置されているコンクリートの支柱がむき出しになっているベンチの修繕、築60年を超えている東校舎1階トイレ前の床と壁の隙間から雨が吹き込む箇所の修繕費が計上されていません。何か月も放置されたままです。  予算がないのならまだしも、ここで1,300万円もの補正が組めたわけです。温水プールの修繕より、児童生徒の安全・安心を考えると、日々児童生徒が生活する場のこれらの修繕を優先して先に行うべきではないですか。1,300万円もの予算があれば修繕できると思いますが、いかがですか。 112: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 113: ◯教育部長【黒石徳子君】 教育委員会が所管している学校施設と、あと、社会教育施設です。教育委員会としてはどちらも重要な、大切な施設でありまして、温水プールにつきましても、ほかの体育施設もそうですが、皆様が日々の生活の中で利用していただいている施設、大変重要な施設だと思っています。  今回、こういう形で、長い期間休館にしてしまったというのは大変申し訳ないところがありまして、やはりこちらはできるだけ早く再開をさせていただきたいという形で補正をさせていただいております。  学校施設につきましては、確かに児童生徒の安全・安心ということで、やはり早急にやらなければいけないものだと思っておりますので、点検、令和2年度、現状調査、点検をやっておりますが、それに基づいて、来年度、予算計上をさせていただいている。  あと、学校で、先ほどベンチのことがありましたが、学校でできるところは学校のほうの予算であったり、作業員が対応するということで、危険がないように、日々、修繕、対応等をしておりますので、そういう形でそれぞれ進めていきたいと考えております。以上です。 114: ◯議長【善波宣雄君】 副町長。 115: ◯副町長【渡邉康司君】 1点目の質問にも戻るところもあるんですけれども、今、なぜ遅れたのかということで、当初、今回の議案が出たのが2月9日ということで、その時点でまだ結論が出ていなかった。12月から故障して、そして、おおよその見積りを取るまでにそれも時間がかかったことと、その後の対策、1,300万円と今も議論されていますけれども、1,300万をかけて行うべきか、あるいは、もっとマックスいった数字の全面的に、今後継続するからそれに必要な予算を計上するのか、その辺の見極めが内部ですごくもめたというか、検討する時間を要しました。  そういうことがあって、時間的なスケジュールでいくと、2月のこの議案には乗れる時限ではなかったということで、その後に内部の決定がされてきたということで、決して早く結論が出たということではないんですけれども、少し時間がかかった中でようやく方向性が出て、まずは1,300万円の投資、これを決定させていただいたということがありますので、その辺を含めて、先ほどの時間が先にできたんじゃないかということについては、今回ちょっと前段の、当初の予算のほうに入れたりとかということとか、補正予算前にやるということはちょっと難しかったのかなというふうに思っておりますので、その辺をご理解いただきたいと思います。以上です。 116: ◯議長【善波宣雄君】 前田議員。 117: ◯11番【前田憲一郎君】 今までのご答弁では理解しかねます。  1,300万を使って直すことはやぶさかではございませんが、何かほかに緊急に補正を組み、突然追加議案として提出してまでも修繕しなければならない緊急性、必要性が高い事象が突然出てきたのですか。何か特別な訳があるとしか思えません。特別な理由があるならばお話しいただきたい。 118: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 119: ◯町長【村田邦子君】 ちょっと重なる部分も、すみません、あるかもしれませんが、やはり事案的なもので、もちろんこれは一刻も、待っている今までのご利用者の方がいるので、やはりこれはこれで放っておくわけにももちろんまいりませんので、ほかのいろいろな、先ほどご指摘があったところもそれぞれ対応をもちろんしていくというところでは、こちらも方針を持っています。  そこで、当初予算にはやっぱりちょっと本当に間に合わなかったんですね。その中で、じゃ、このままずっと置いておくのかというところも、やはりこの現状の中では無理がございますので、そういった中で、本当にイレギュラーではありますけれども、この定例会の中での追加の補正予算という形に、こちらももちろんイレギュラーだと思っておりますけど、そういう形になってしまいましたということのご説明なんです。そういったところで、ちょっと今日ここに入ったというこの時間軸のところは、これ以上早く、当初にはもちろん無理でしたしというところでご理解いただければと思います。 120: ◯議長【善波宣雄君】 大沼議員。 121: ◯10番【大沼英樹君】 先日、全協のときにもお話をちょっと聞いてはいるんですけど、その中でもまだ納得できないなと思ったことがあるので質問させていただきます。  今回、休館ということで、予防保全型のしっかりとした点検や補修をされていれば、このような長期間にわたる休館というようなことはなかったんだと思います。  これに対して、ホームページのほうでは利用ができないようなことは記されていますけど、こういうことについて、町民に対して本当に申し訳ないという気持ちがあるのかどうか、まず、そのことを聞きたいと思います。  次に、委託、温水プールの運営について委託をされていますけど、これは休館の現状で、ほかの代替業務に振り替えてやっていただいているというようなことも先日伺いました。  では、振替えしたほかの代替業務、これが本当に必要な業務であれば、そのために人員を割いて、その仕事が割り振られてきていた、当初の予算の中で、そういうふうに運営されているはずなんですけど、この委託のほうは休館になっても金額は特に下がるものでもないと、1年間の分でお支払いする、そういう内容だというようなお話ですから、結局だぶついたというか、無駄な仕事のために無駄なお金をかけているのではないかというような気がして、このことを聞きたいと思います。  それで、今の設備の予防保全、この委託、このことについて、老朽もあり分からなかったというようなことがあったんですけど、予防保全というところの部分で、担当課のほうに、例えば保守点検業者の方と、そろそろ老朽しているので交換しなければならないよというような、そのような注意があったものかどうなのか、そういうことを次に聞かせていただきます。  それと、今までの管理方法、要はこのような状態になって、いろいろとあちこちに面倒というか、不都合をかけるというような状態なんですけど、このことについて反省があるのかどうか、今後どのようにそれを改善しようと思っているのか、それを聞きたいと思います。  それと、先ほども出ましたけど、この温水プールの存在というものについて、町民の健康増進とか、そういう身体のことについても、健康について影響のあることだというふうなことがお話としてありましたけれども、長年やってこられた温水プールの水泳というものの健康に対する費用対効果というものを町のほうでは考えているんでしょうか、それをお話しください。  それと、先ほど、今後の温水プールの在り方というようなお話ですよね。先ほどの話だと、10年、20年というような、そういう先々の計画を立てるのは今後のことだというようなお話があったんですけど、28年経過をした温水プールの施設ということになって、28年、例えば30年で廃止とか解体をするような、そういったものではないんじゃないかなというふうに私は考えます。  ですので、例えば、温水プールとしてというのは、ちょっと利用方法は分からないですけれども、ただ、あれを建設したというその28年前の費用から考えたら、安易に取壊しということはちょっと考えられないのかなというふうに私は思うわけですね。  そう考えると、先ほどの副町長のお話でも、例えばこの方向性を決めていくのに多少時間がかかったと、話し合うことで時間がかかったんだというような説明がありましたけれども、その話をちゅうちょして修繕に時間がかかったということが不可解でなりません。そのことについてお答えください。以上です。 122: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 123: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 まず、施設の不具合で町民の皆様にご迷惑をおかけしていることに関しては、本当に心から申し訳なく思っております。やはり、こちらの施設を健康づくりなどにご利用なさっていて、また、水泳を楽しみにしていらっしゃる方がたくさんいるということは、こちらのほうとしても十分承知をしております。  ですので、まずは一日も早く再開させていただくことが皆様へせめてもの償いになるのかなというふうに思っております。  それから、委託に関してなんですが、温水プール、先ほどもお話がありましたとおり、大変老朽化というか、傷みが進んでいるというようなところもありますので、そういったところ、もちろん専門の業者に修理してもらうというところもあるんですが、軽微なところに関して、こういった代替業務という形でやっていただけるということで、そのことで修繕料などの経費を少し浮かすこともできるのかなというふうに考えておりますので、必ずしも無駄な業務というふうには私どもとしては考えておりません。  それから、施設の予防保全的な管理ということについてなんですが、確かにこちらの施設、設備、大変大規模なものになりますので、壊れる前に早め早めの修繕をしていけばできたのかなということに関しては、今後ちょっと、そういったところも、いろいろなほかの施設もございますので、考えていかなければいけないところだというふうに思っております。  温水プールに関してなんですけれども、まずは休館をせずに少しでも皆さんにご利用いただけたらという思いが少々強過ぎた部分もあるのかなというふうに思いますが、そういった形で、不具合というか、故障したところをその都度直して、臨時休館をせずにということでちょっと今まで運営してきたというのが実情でございますので、今後の施設の管理については、また内部でも十分に検討していきたいというふうに考えております。私からは以上になります。 124: ◯議長【善波宣雄君】 副町長。 125: ◯副町長【渡邉康司君】 答弁で何か不可解な思いをしたみたいな話なんですけれども、実際に、先ほど言いましたとおり、数字が出るまで、この時間が一番時間を要したわけです。それで、手続上というか、今日のこの補正予算の提案もそうですけれども、やはり、そこまで来るのに、どうしても町の政策決定もしなきゃいけないし、いろんな手続があるのを含めて少し時間がかかったということでございます。  それと、将来的にどうするんだというようなことも含めて、そのときに話もしたこともあって、総合的に時間がかかってしまったということで、決定するまでにすごくそれだけで時間がかかったということではございませんので、その辺はご理解いただきたいと思います。以上です。 126: ◯議長【善波宣雄君】 大沼議員。 127: ◯10番【大沼英樹君】 まだまだ、まだ全然答えていないですよ。              (「健康に対する費用対効果」との声あり) 128: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 129: ◯教育部長【黒石徳子君】 すみません、水泳というもの費用対効果ですね。すみません。  温水プールの利用をされている方の様子を見させていただきますと、コースを行ったり来たりして泳いでいられる方と、あとは、やはりウオーキングですね。高齢の方とか、高齢の方だけではないんですが、ウオーキングをやられている方もかなりおります。コースを分けて皆さんやっていただいていまして、そこは本当に健康づくり、健康増進ということで機能している施設だなと思っております。  なので、費用対効果というと、なかなか数字的には難しいところはありますが、やはり町民の方々の健康増進に寄与している施設であるという認識は持ってございます。以上です。 130: ◯議長【善波宣雄君】 教育長。 131: ◯教育長【森 英夫君】 私も一言お話をさせていただきたいんですけれども、費用対効果ということの中に、多分ラディアンと温水プールというのは、私は30年前に越してきたんですけれども、二宮町の自慢できる施設の1つだと思います。  温水プールにつきましては、私の実家、平塚のほうにもあるんですけれども、平塚からも温水プールに通っている人がいて、二宮っていいところだねというようなことを言っていらっしゃる方がいらっしゃいます。うちのかみさんも水泳教室に行ってたりとかしたこともあるんですけれども、やはりそういう町の魅力としては、温水プールというのはこれまで十分にその機能を果たしてきて、それだけの費用対効果というものを上げてきたのではないかなと思います。  ただ、野地議員さんからも一番最初に、年間のランニングコストと、それから赤字と、そして、度重なる修理ということで年間1億かかるのはどうするんだということは私たちもよく分かっております。ただ、これを今後続けていくことは非常に難しいのかなと思っていると思います。私も思います。  ただ、じゃ、これを町の魅力としてこのまま続けるとすると、膨大なお金がかかる。その膨大なお金をかけてまで、魅力として維持していくことが可なのか、それとも、新たな魅力として、町の魅力づくりとして、リニューアルをして、ほかの施設に改善をしてオープンするのかとか、あるいは、全く更地にしてしまって土地を返してしまうとか、いろんなこともあると思うんです。そういうことを、この令和3年で検討させてもらえたらありがたいなと私は思っております。  ただ、町民の方、そして、町外の方が魅力を感じて通ってきてくださる、そして、通っていきたいという方の声には真摯に、速やかに応えて、当面検討する時間をいただき、検討した結果を町民や町外の方にも周知する時間をいただきたいと、そういうことで提案していると思っております。以上です。 132: ◯議長【善波宣雄君】 大沼議員。 133: ◯10番【大沼英樹君】 先ほど、ちょっと流れとしては話には出ている感じなんですけど、もう一度ちょっと確認させてください。  先ほど言ったように、28年経過したというようなこの施設、これに対して、廃止するというか、取壊しをするような、そんな考えがあるものではないというふうに私は考えるんですけど、例えば、建築物として、あれがどのくらいの年数、あそこの緑が丘のところに存続していくというふうに考えられるのか、それを教えてください。 134: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 135: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 大沼議員から、様々な場面で、事後保全から予防保全にということを求められているというふうに認識しております。町も当然それは過去の反省として認識がありまして、それもあって、公共施設の再配置計画というものをつくっております。  その中では、やはり全ての公共施設を今後維持し続けることは困難だということを明確にお示しした上で、プールについても方向性の整理というのをしております。  現時点では、その方向性の整理までができているということで、躯体をどうするとか、プールは廃止するということもまだ決まっておりませんし、その後、躯体をどうするとか、そういった検討をしているということではないということで、現時点で決まっているのは、あくまでも3つのプールの方向性を定めた平成何年だ。 136: ◯議長【善波宣雄君】 30年ですか。 137: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 30年ですかね。そのときの決定が残っている。今回、こういうことが起きていますので、改めてそれに立ち返って、来年度、きちんと検討していきたいということでございます。以上です。 138: ◯議長【善波宣雄君】 よろしいですか。 139: ◯議長【善波宣雄君】 渡辺議員。 140: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、全般、修繕する箇所として、温水パネルヒーターと配管、圧送ポンプ、膨張タンクということで、空調系というご説明をいただいているんですが、今回、一気に修繕するんですけど、その中で、本当にどこからガタが来ていたかとか、その辺について把握されているところがあれば教えていただきたいと思うのと、それから、もう一回、工期、一応3か月ということで説明を受けているんですが、どれぐらいの時期に再開ができるかということも、もう一度確認をさせていただきたいと思います。  それから、あと、利用実態についてちょっとお話があったんですけれども、町内、町外ということもありますが、健康づくり、それから体力づくりというか、水泳、そちら大体どれぐらいの割合で今使われているか、もし分かるところがあれば教えていただきたいと思います。  それから、あと、逆に町外からも使われている以外に、逆に、町外へ町民が、秦野であるとか、平塚であるとか、最近そちらの施設を使う方が結構いらっしゃるということも聞いております。ですから、その辺についても把握をしておられますでしょうか。以上です。 141: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 142: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 今回の故障している箇所なんですが、温水パネルヒーターと配管、それからポンプ、それからタンクということなんですが、全て水がやはり関わってくるところになります。どうしても、そういった水が循環するところになりますので、劣化がほかの通常の設備よりはちょっと早いのかなというふうに考えております。  それから、再開のめどはどれぐらいなのかというふうなご質問をいただいたかと思うんですが、もし今日こちらの補正予算をいただくことができましたら、なるべく早くというふうに考えております。1,300万円ということなので、通常ですと入札ということになるかとは思うんですが、そこについても財政部門などとも協議をしながら、一日も早く着工できるようにしたいと思います。  工期としては着工から3か月ということになりますので、今、2月の下旬ですけれども、もし3月中に着工ができるような状況になりましたら、夏前ぐらいまでに修理ができればというふうに思っております。  それから、利用者の方の健康づくりでご利用なさっている方と、それから、いわゆる競技的ということでしょうかね、水泳の例えばタイムを向上させたいとか、そういった方についての割合なんですが、これについては、申し訳ないんですが、統計を取っておりませんので、はっきりした割合はちょっとつかめていないというのが実情になりますが、中には、まず、ウオーキングをして体をならしてから実際に泳ぎ始めるというような方もいらっしゃいますので、そういった両方の意味で使っているような方もいらっしゃるのかなというふうに見ております。  ただ、時間帯あるいは時期によって利用者の方の傾向というのはありまして、平日の昼間ですとやはりウオーキングなど、時間に余裕のある方ということになるかと思うんですけれども、比較的多くて、夜の時間帯になると、いわゆる現役世代の方、お仕事や、あるいは学校からの帰りに泳ぎに来られているというふうな、そういった傾向はございます。  それから、今、二宮の町民温水プールが臨時休館ということなので、町外の施設を利用している方の把握はということでご質問いただいたんですが、ちょっとこちらのほうも、私どもとしては直接把握できていないというのが実情になります。  ただ、お話としましては、議員さんからもありましたとおり、近隣ですと平塚であったり、あるいは秦野の温水プールをお使いになっていらっしゃるというふうな情報というか、お声は伺っております。以上です。 143: ◯議長【善波宣雄君】 渡辺議員。 144: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、時期のことなんです。それで、とんとん拍子に行けば夏前ということなので、学校の水泳にも間に合うのかなと。  あと、ただ1つ、やはり休館がなくなりましたから、毎年、年末から年始にかけて点検のために比較的長く休館されていますよね。今回、補修ができたときに、計画としては、また再び年末から年始にかけて同じように休みを取られることになるのか、それとも、今回、長い間休館されるので、そこはきちんと、できるだけ休館日を短くされるのか、その辺、どのようなお考えでいらっしゃるのかもちょっと確認をしたいと思います。  それから、あと、先ほど時間帯によって現役として泳ぎに来るのと、昼間使われる方が健康づくりという、ちょっとイメージは湧くんですけれども、実際に使用される時間帯の比率とか、そういうのは、数字では押さえておられるんでしょうか。  それから、あと、町外のプールの利用実態ですけど、これ、提携されていると思うんですよね、公共施設の利用については。ですから、数字は把握しようと思ったら把握できるんじゃないかなとちょっと思ったんですけど、その辺はどうでしょうか。そこをちょっとお伺いしておきたいと思います。 145: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 146: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 まず、工期です。先ほど申し上げましたとおり、一番早いスケジュールで行けば夏前にはというふうにちょっとこちらのほうとしては考えてはいるんですが、ただ、工事途中で不測の事態ということもあります。それから、5月の大型連休があったりというようなこともありますので、ちょっと明確に何月のどれぐらいというのはなかなか言いづらいところがありますので、そういった状況だということを前提に、学校の水泳授業のほう、今は、例えば山西プールのオープンする期間を少し長くして対応するとか、そういったことも検討ということは、担当課のほうに今お願いしているような状況になっております。  それから、年末年始の休館に関してなんですが、今年度、新型コロナウイルス感染症の関係で、臨時休館がやはり年度初めにございましたので、なるべく開館日数を増やしたいということで、年末年始の休館を少し短くするというふうなことをさせていただいたところなんですけれども、ちょっと途中で故障が出てしまったので本当に申し訳ないんですけれども、令和3年度に関しましては、予算のほうで、ポンプのオーバーホールであったり、それから、集毛器、ごみを集める機械の修繕というのが入っているんですが、ちょっと期間を長く必要とするものが、修繕がありますので、ちょっと今の段階で年末年始の休館を短くするというのがなかなか難しい状況になっております。できる限りスムーズに修繕、もし温水プールが再開できましたら、そういったところをスムーズに修繕できるようなことも、こちらのほうとして準備をしていきたいというふうに考えております。  それから、利用者の方の時間帯での数値の割合ということなんですが、申し訳ありません、ちょっとこちらのほう、数字では把握をできておりませんので、ご理解いただければと思います。  それから、町外のプールを利用なさっていらっしゃる方、提携しているところなので集計が出せるのではないかというふうなお話をいただいたんですが、そのプールによって、例えば平塚市、市内、市外で分けているかというふうなことになりますと、ちょっとそこまでやっていらっしゃらなかったのかなというふうに、私もちょっと何回か平塚市のプールを使わせていただいたことがあるんですが、ちょっと市内、市外で区別をしていたかどうかはちょっと分からないような状況になります。  また、あちらのほうも、管理運営をどういうふうにやるかということ、管轄している市のほうで決めていらっしゃることなので、ちょっと二宮の分だけ集計をお願いしますというのは、なかなかお願いするのは厳しい状況かなというふうに考えております。以上です。 147: ◯議長【善波宣雄君】 渡辺議員。 148: ◯9番【渡辺訓任君】 町外のプール利用の状況とか、それからあと、健康づくりと体力づくりの割合とかというのは将来、今後の方向性のためにものすごい大事だと思うんですよ、どういう位置づけで考えていくかという。  今のお答えをいただいていて、今日の質疑の中でも、やはり、そこはこれまでどちらかということではなくて、健康づくりも体力づくりも、そして、学校教育についても、このプールを位置づけになっていると思うんです。ですから、逆に、今はそうですけど将来どうしていくかというところに関しては、必ずそういう調査が必要だと思います。  それで、例えば、今コロナで、要するに、感染防止の観点から、施設利用された人、ミーティングルームでも書くじゃないですか。何か想像するんですよ。平塚でも秦野でも、どこから来たかという方は押さえていると思うんですよね。ですから、そういう意味で、別に個人情報を悪用するわけじゃないんですから、ぜひそういう実態については、聞いているのは、やはりちょっと老朽化していることで、教育長は先ほど非常に魅力ある施設だとご答弁いただいていたんですけれども、逆にそういうことでよそを使っているとかいう話も聞かないわけではないですから、その辺も含めてぜひ調査をしていただけるといいと思うのですが、どうでしょうか。  それと、もう一つは、今回、基金の取崩しですよね。それで、なぜ緊急事態だから予備費から崩さなかったのかなという、ちょっとそれだけ気になったものですから、なぜ基金を取り崩すのか、その辺の理由についても教えていただけたらと思います。以上です。 149: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 150: ◯教育部長【黒石徳子君】 プールを利用される町民の方々の利用の目的であったり、あと、どういう利用をされているかということについては、やはり町として、教育委員会としてもある程度のところは把握する必要があるとは思っております。  先ほど議員さんがおっしゃったように、各町外の施設のほうに、利用の確認をすることは可能であると思ってはおります。正確の数字まではまだ分からないところもあるかもしれませんが、おおよその状況は把握できるのではないかなと思っておりますので、それについてはお尋ねをしていきたいと思っておりますし、また、町の利用者についても、利用の状況のアンケート等をすることも可能ではないかなと思っておりますので、今後の方向性を決めていく中で、いろんな情報についてはやはり収集していきたいと思っております。以上です。 151: ◯議長【善波宣雄君】 財務課長。 152: ◯財務課長【二宮雅巳君】 この補正予算、予備費を何で使わないのかというご質問かと思うんですが、12号補正の1つ前の11号補正の段階で、表面上、予備費は三千数百万あるように予算書上は見えております。
     ただし、年明け以降、コロナ対策等々で、そのうち相当額を使っておりまして、実際には額面としては600万程度しか残ってございません。  ですので、この補正を行うには物理的に足らなかったということと、そもそも大きい修繕となりますので、これはやっぱり議会でしっかり審議していただくべきものだということで、補正予算として計上させていただいて、予備費充用とかではやらなかったという形になっております。以上です。 153: ◯議長【善波宣雄君】 暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時から始めます。                                  午前11時57分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後1時00分 再開 154: ◯議長【善波宣雄君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 155: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 156: ◯8番【露木佳代君】 では、お聞きします。  平成30年の夏に、2年半前、町民との意見交換をされていますプールの在り方について、ここで町の方針、先ほどからバツとおっしゃっていますが、ここで出ているんですよね、町の方針って。そこには、引き続き施設を維持管理していくこととしますというふうにありますが、町単独で維持管理していくことは財政的に難しいため、近隣市町との共同運営についての検討、指定管理者制度の導入や民間への貸付け、さらには譲渡への可能性を視野に入れて研究を進めていくことというふうにあるんですね。書いてあるんですよ。平成31年、32年には、指定管理制度の導入準備、それを計画どおりいけば来年度から指定管理制度導入になっているんです。これは計画です。平成32年に民間への貸付け、譲渡の研究という言葉を書かれています。32年間から3年間の研究ですが、ここまでで1年たっているわけです。そういったところから考えますと、既に方針は出ていて、動きをしていなければいけない状況なんですね。その進捗状況を教えてください。  それから、令和元年度、4万9,294人ということで、延べ人数ではありますが、平成29年の6万7,000人でしたっけ、ごめんなさい、ちょっと忘れちゃいましたけど、そういったところから考えると随分減っているわけですね。2万人ぐらい減っているんですけれども、そこまで減った理由というのはどういうふうに考えていらっしゃるかなというところ。  それから、そもそも論なんですが、プールの目的は町民の健康づくり、体力づくりなどの活動の場を提供するというふうに公共施設の再配置計画にも載っております。この目的というのは、先ほど教育長も教育部長も健康増進というお言葉を教育長も発されたかな。部長の言っていたのは聞いていたんですけど、これ、福祉部で持つものだと思うんですね。それについて、教育部で持っていることに大体無理があるんじゃないかと思うんですけれども、さっきから健康増進という言葉が何度も出ていますから、福祉部長、どのようにお考えでしょうか。自分のところで持つべきではないですか。  それから、まず、延べ人数からの計算がなかなか難しいということでした。実数ですね。水泳教室の参加者の人数が出ていて、その人たちは掛ける30回とかなんですよ、年間、大体。全員が1年続けるとは限りませんけれども、皆さんが大体30回だとそれも計算に出てくるし、学校プールの人数も間違いなく出てくるわけで、パスポートの人たちは、もしかしたら月に何回使っているかというところまで把握できていないのかもしれませんけれども、ある程度までは出るんじゃないかなと思うんですね。その辺について、さっきなかなか難しいですとおっしゃっていたんですが、もう一回、そういうふうに引いていくとある程度出るんじゃないかと思うので、そこら辺の見解を教えてください。  そして、トレーニングルームがあった頃と今との利用者の差というのはあるんでしょうか。  それから、過去5年間の100万円以上の修繕を教えてください。  それから、過去5年間で同様に休館をしてきたのか、修繕のために。もしくは長期休館でやれてこれたのかというのを、期間と併せて教えてください。  それから、予算の話になっちゃうんですが、非常に関係あると思うので教えてほしいです。  令和3年度の予算で、歳入が1,700万で歳出が7,500万で計上されているんですね。令和元年でコロナの影響がないときに決算が歳入で1,400万なんですよ。コロナの影響がないのに歳入1,400万だったという決算があるならば、来年度の予算で何で歳入で1,700万まで上げてこれたのかなというところに何か戦略的な人数の増加、利用者の増加を見込んでこの予算を上げたのかというところを、今後に重要だと思うので教えてください。  そして、先ほども言いました平成30年の意見交換をやった際に資料を出されています。施設を今後20年使うために修繕費で約6億円が必要だというふうに資料に書かれておりますが、それは今でもそういった認識でよろしいでしょうか。  それから、先ほど副町長が、予算を上げるまでにちょっと時間がかかりましたというご説明で、将来的にどうするんだと話合いもしましたとおっしゃったんですけど、それ、どうなったんですか。話合いの内容で。取りあえず再開しますというところまでしか決まらなかったのか、それ以上のことも決めたのかということと、私がさっき言った平成30年に方針が出ていますよねというところも絡めて教えていただければと思います。  それから、来年度、プールをどうしていくか、方向性を定めますと何度もご答弁いただいていますが、いつ、どうやって決めるのかということが出ておりません。先ほど町長は数か月で決められるものではないとおっしゃっていましたけど、それにしても12か月あるわけですね、来年度は。いつぐらいに、どんなふうに決めていくのかを教えていただきたい。  それから、プールを廃止するにしてもしないにしても、例えばするんであれば箱物だけ残ってしまうということにもなりかねないので、まちづくり計画というものを策定するんであれば、やはりこれに入れていく必要性があるんじゃないかな思うんですが、それについてお願いします。以上です。 157: ◯議長【善波宣雄君】 企画政策課長。 158: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 それでは、私のほうからは、平成30年度の意見交換会の話を少しさせていただければと思います。30年にあった意見交換のときに出た方針としては、袖が浦プールを廃止で、残りの2つのプールに向けて、指定管理等の維持をしていくというようなところまで出ていたんですけれども、その後、袖が浦プールの廃止については、条例の廃止のほうを出させていただいて、否決というご判断をいただきましたので、その後、袖が浦プール、もう少し地域の意見を聞いてみたほうがいいというご意見もいただきましたので、令和元年のときに各地域の集会所の話合いのときに少しずつプールのことも話を聞いていたんですけれども、令和2年になって、コロナ禍の関係で少し話合いが進んでいないというところが現状です。そこをはっきりしないと、その後の残されたプール、どれが残るかというところも含めてですけど、残されたプールの管理の状況ですとか、そういうことも検討が進まないというのが現状で、先ほど副町長が話した令和3年度の方向性を考えていくということに関しては、袖が浦プールも含めて考えていく必要があるのかなというふうに考えているところです。  それと、30年の話合いのときに、今後20年、プールを維持していくとしたら、およそ6億円程度かかりますという資料を出させていただいていますけど、その資料の中では、建物自体が整備をするとしたらおよそ4億円程度というのが、近隣の同じような同様の建物を直したところの概算を出して、その概算を今の温水プールの建物で割り返していますから、あくまで概算なんですね。なので、令和3年度予算を上げさせていただいていますけど、その中で躯体の調査をすると、もう少し正確に費用が出ると思うんですけれども、設備も含めるとおよそ妥当な数字になるのかなというふうには考えているところです。 159: ◯議長【善波宣雄君】 健康福祉部長。 160: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 健康福祉部として、健康づくりに使っていることについてどう考えるかというような部分かと思うんですけれども、健康増進、健康づくりとスポーツという面というのは、どちらがすっぱり分かれるものではなくて、両面を持っていると思うんですね。そうした中で、スポーツの部分もありますし、健康づくりの面もあるということで、これまで教育委員会のほうで建設当初からずっと維持管理をしてきたのが状況でございます。  水泳教室とかについても、当初ずっと教育委員会でやっていたわけなんですけれども、健康づくりの面とか、そういったこともある関係で、今、保健センターの事業ということであって、その辺は教育委員会と連携しながら、協力しながらといいますか、そういう形で運営していますので、これがじゃ、教育委員会のものだ、福祉のものだというようなことではなくて、町の施設として有効に活用してきた、また今後もどうしていくかというのを検討していくというような考えでございます。以上です。 161: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 162: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 先ほどの副町長の答弁の中で、将来のことまでどこまで話し合ったのかみたいなお話もいただいたんですけど、現時点では、今回の1,300万でまずは原状復帰を目指そうということで、やはり将来のことをいろいろと選択肢が非常に重いということもありますので、そこまでのことは今は決まっていない。どうやって決めていくのかということに関しては、来年度、当然、今お話のあった健康、福祉の部門も入ってということになりますけれども、新たに設置する再配置を推進する施設再編推進をする組織が中心になって、教育部門、健康部門も入って方向性を決めていくということになろうかと思っています。  やはりそういった中では、先ほどご質問いただいた町外のプールの状況まで調べられるかどうか分からないですけど、現時点でのプールのご利用者さんの状況のアンケートですとか、そういったことも必要になると思いますし、やはり1年丸々かかってしまうのではないのかなというふうに思います。  まちづくり計画に入れていくのかというお話がありましたけれども、これに関しては、我々がまちづくり計画と言ってしまっているので広く聞こえてしまうんですが、あくまでも駅及びその周辺の公共施設のことを指していますので、プールの件に関しては、今後の方向性等は、再配置計画の改定というんですか、そういったことはあろうかと思いますが、まちづくり計画に入っていくということはないというふうに認識しています。  冒頭で将来のプールの方向性のお話がありましたけれども、この当時、3つのプールの方向性を町として決定をして、議会にも袖が浦プールのご提案を差し上げて、それについてはノーという答えをいただいたというところで、なかなか全体の見直しが必要になっている、そんな状況もあるというふうに認識しています。  温水プール、先ほど議員のほうから近隣市町や県との共同運営、指定管理の導入、譲渡の可能性等々、ここに書いてあるんですけれども、まず近隣の話をすると、やはり広域の施設利用というのは進めていまして、3市3町、あるいは小田原市と同じ料金で使えるようになっている。そういった中で、温水プールで申し上げれば、平塚と秦野のおおね公園、そこに温水プールがあります。そのほかの3市3町というのは、伊勢原、平塚、秦野、大磯、二宮、中井ということなんですけど、そのほかは温水プール、二宮も温水プールがありますけど、伊勢原でも持っていないというような施設になります。  また、プールの数としても、二宮町の3つというのは非常に多くて、小田原ですら1つしかありません。屋外プールが1つあるだけ。これはなぜかというと、学校プール等の関係性というのは、二宮町の場合、過去からの歴史としてあって、3つのプールを持っていると、そんな状況だと思っています。  これらを踏まえて、共同運営というのは、今あるものに負担金を下さいというお話なので、かなり実現は困難なお話かなというふうに思っています。  あと、指定管理者制度、あるいは貸付けというお話も書いてあるんですが、当時、民間事業者へのそういったことの可能性があるかなというヒアリングも行っておりますが、じゃ、現状の施設をどこまで直してから渡してくれるんですかというところで、なかなか難しい部分というんですか、当然古い施設ですので、修繕料がかかりますよねと、その部分をどのように負担していきますかということを考えると、やはりこういったことを考えるに当たっても抜本的な修繕を行ってからでないと進みづらいというようなことがこれまでの検討では分かっているという、そんな状況です。  これらを踏まえて、使っておられる方々の使い方も調査をしながら、来年度、検討を進めて、来年度中に決定したいなというふうには考えてございます。以上です。 163: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 164: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 それでは、まず、プールの利用者の方が減っている原因はということでご質問いただいたんですが、率直に申し上げると、なぜここまで減るのかなというのは、担当課のほうとしても把握できていないというのが実情なんですね。こちらに関しては、こちらの施設が再開しましたら、また利用者の方からいろんなご意見なども伺ってみたいなというふうに思っております。  それから、延べ人数から実際の利用者の方が推計できないかというご質問であったかと思うんですけれども、令和元年度の利用者数、延べ人数では4万9,294人というのは分かっていることと、それから、年間パスポートをご利用なさった方の統計というのも一応数としては1万825回ですね。 165: ◯8番【露木佳代君】 もう一度お願いします。1万……。 166: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 1万825、それから、水泳教室等の参加の延べ人数で1万7,689という数字はつかんでおりますので、そこから……。 167: ◯8番【露木佳代君】 もう一回お願いします、今の数字。 168: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 水泳教室、延べ人数が1万7,689人という数はつかんでおります。そうすると、残りが最終的に2万4,544になるかと思うんですが、この延べのところまでは何とか数字はつかめるんですが、ここから先がお一人お一人、ご利用の回数が変わってきますので、実際の人数がちょっとつかめないというのが実情になっております。  それから、トレーニングルームの影響についてのご質問をいただいたんですが、ちょっと詳しい数字を持ち合わせていないんですが、トレーニングルーム、町立体育館のほうに統合するというふうな、1つにまとめるというふうなことがございましたので、多少その影響は利用人数のほうにも出ているかなというふうには思っています。  それから、過去5年間での100万円以上の修理の履歴ですね。平成27年度から令和元年度までのところで申し上げますと、平成27年度に空冷ヒートポンプの温水器更新工事というのがありました。それから、金額が379万800円になります。それから、平成29年度、電気設備改修工事237万6,000円、それから、平成30年度に防火扉の更新工事が190万800円、加圧給水ポンプユニットの交換工事が179万9,280円、男女更衣室のエアコンの設置工事が146万6,640円、令和元年にろ過装置の改修が443万9,600円というふうな100万円以上の修繕がかかっております。  それから、過去5年間で休館をしての修繕ということなんですが、基本的には大きな修繕、予定しているものに関しては、年末年始の休館の時期に行うようにしているんですが、突発的な突然の故障がありますと、臨時休館せざるを得ないこともございます。  この5年間でいいますと、平成27年8月4日から11日まで、井戸ポンプのブレーカーのトラブルでプール水に泥水が混入しましたので、ここで臨時休館で修繕しております。  それから、令和2年1月ですが、昇温循環ポンプ、水の温度を上げる循環ポンプのモーターの絶縁不良で1月23日から29日までの臨時休館をさせていただいて修繕しております。  それから、現在臨時休館をしている空調関係の修繕というふうな、この3つの修繕がございました。  それから、歳入のところなんですが、こちらはちょっとまだ審議前なので、どこまでお答えしていいのかあれなんですが、いろいろな歳入に関しては、数年間の状況などを見て計算をするようにしております。  私からは以上になります。 169: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 170: ◯8番【露木佳代君】 指定管理とか、その辺の話がさっきありました。共同運営は難しく、ヒアリングを民間にしたけれども、どこまで直せばいいのかというところで、これは何ですか、止まっているんですか、それとも結論を出したんですか、もう駄目だと。さっきの感じだと、どこまで直せばいいのか、直さないと渡せないんじゃないかというところで終わっているんですが、それは町としては無理だろうという結論を出したのか、止まっているのか、検討が止まっているのかというのを教えてください。  それから、管理なんですよ、教育で持っているものなんですが、例えばさっきの水泳教室というのは、平日、日曜日と休館日以外を除いたら、火、金で夕方3時から6時ぐらいまでと、土曜日は午前中からずっと夕方までやっているんですよ、子供の水泳教室。大人の水泳教室も火、水、金の午前中と木曜日の夜もやっているわけですね。かなりの頻度で健康のための事業はやられているわけで、私はこれはやはり福祉部かなと思うんです。それについて、福祉部のほうでは、さっきお聞きしましたので、町長にお聞きしますけど、これはやっぱり福祉部で持つものじゃないかなというふうに思うんですが、ご見解をいただければと思います。  それから、さっき利用者が減った理由というのは把握されていないということで、再開したら利用者にお聞きするということだったんですが、来ていない人の意見が重要なんですね。来ている人は来ているわけですよ。来ていない人の意見が重要なので、そこら辺、ちょっと工夫して聞き取りをできるような状況を考えていただきたいと思います。  それから、さっき延べ人数ではなくて実数で2万4,544というのは、プールの授業も抜いたんでしたっけ。学校のプール授業も抜いてでしたっけ。ここまでを限界で出て、この2万4,544を何人の方が使っているかが今は分からないというところなんですね。分かりました。  それから、トレーニングルームがあった頃との差はどうですかとお聞きしたんですけど、何%減みたいなところで大体分かったりしませんかねということをもう一回お聞きしますね。  それから、今回の1,300万は原状復帰の工事だというふうに先ほどから何回も出ていますが、町民の方で使っている方がいらっしゃるから、すぐ原状復帰というのも分かるんですが、使っていない町民の方が、じゃ、その場しのぎの1,300万に納得できるのかなというところにも疑問があるわけですよ。だから、その辺についてはどう思っていらっしゃるのかなというのをお聞きします。  それから、教育部長に聞きます。予算の件です、さっきの。私は何か不思議でならないんですね。コロナの影響をしていないときの歳入が1,400万、今回、コロナが影響していると思われるのに歳入が1,700万になっているというところで、どうしてこんなに300万も歳入が出てきたのか、戦略があるんだったら教えてください。根拠ですね、理由。  それと、先ほど将来的にどうするかは再開までしか決めていなくて、これから1年、恐らく丸々かかるであろう議論が施設推進課になるのかちょっと分かりませんけど、そこでやっていくということですね。これは、施設推進課で今イメージされているのってあるんですか。例えば定期的に会議を持つんだとか、町民に対しての意見を聞く機会はあるのかとか、その辺の今後の決定までのプロセスをもう少し詳細で知りたいです。  最後、まちづくり計画のところなんですけれども、これ、我々がまちづくり計画と言っているからとおっしゃっていたんで、本当にまちづくり計画という名前をやめていただきたいんですよね、そうであれば。駅周辺計画ということだと思うんで、そこら辺、とても誤解を生じています。それは今ここでお願いするしかできないんですけど、プールだけ、じゃ、別にまた考えるんですかということになっちゃうんで、それは再配置計画だけど、駅周辺だけは駅で考えます。それ以外は再配置計画ですみたいなばらばらな議論をしていいんだろうかというところにまた疑問が残るんですが、もう一回教えてください。以上です。 171: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 172: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 まず、指定管理等々の検討の件です。3つの町内プールの位置づけというのを町としては決定をして議会に諮ったところ、そうではないというご意見をいただいているという状況ですので、現在ではどうしようというところで止まってしまっているという、そういう状況にございます。  来年度、どういうスケジュールでどうやって意見を聞いていくのかということなんですけれども、少なくともこれまでに意見を伺って、取りまとめたものが既に方向性としてあるというのが1つございます。  一方で、現在の状況もありますし、議会でのお話もございましたし、それらを踏まえて、ここには将来的な廃止も検討していくということだけが書いてあるんですが、いよいよそういったことも含めた検討をしなければならない時期に来たんだと思います。続けるのかということも含めてですね。  じゃ、改めて広く意見を聞いていくことではないとは思っているんですね。まずは、これまでに伺ったご意見を基に、町内で、先ほどから健康づくりではないかというお話もありますけれども、あるいは近隣に備えられたプールの状況、どこに行けば使えるのかとか、そういったことも踏まえて、新しい課が中心になるのではないかと現時点ではまだ決定はしていませんのであれなんですけど、今も企画政策課と教育部で調整を取りながら、1,300万の修繕のお話をしているんですが、来年度は躯体調査の予算も当初予算に計上させていただいていて、それを含めて企画と、あと教育部も健康福祉部も、あるいはどういった視点を持つかということなんですけど、運動公園となると都市部も入るかもしれませんし、その辺りはまだまだこれからですが、まずは庁内の検討組織、役場内の検討組織をつくって決めていきたいと。その過程で利用者のアンケート等々をやっていくようになると思います。以上です。 173: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 174: ◯教育部長【黒石徳子君】 私からは、歳入の予算の関係です。  令和元年度の決算を見ますと、議員がおっしゃるとおり1,400万弱です。1,393万8,800円ということで歳入がなっています。令和元年度はコロナの影響がありましたので、3月が休館していますので、そこで通常の年より若干少なくなっているかなというのはあります。それ以前の平成30年度以前を見ますと、1,700万であったり、それより少し前であると1,900万ぐらいの歳入があるんですね。利用者数を見ますと若干減っている部分もあるんですが、29年度より平成30年度のほうが若干増えているというような状況もありまして、人数がそのまま歳入に反映しているかというと、そうでない部分も見受けられるんですが、通常のコロナがない、コロナが落ち着いた状況で通常の運営をすれば大体1,700万ぐらいは歳入が見込めるのではないかというこれまでの過去の状況を踏まえて歳入のほうを見込んでおりますので、皆様に通常の状況で水泳教室も含めて、学校も含めて利用していただきたいという形で予算計上のほうをさせていただいております。以上です。 175: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 176: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 トレーニングルームの影響についてなんですが、すみません、ちょっと詳しい数字が持ち合わせていなくて申し訳ないんですけれども、平成30年6月頃までにこちらのトレーニングルームは終了しておりますので、平成30年、それから令和元年度と数値を見ますとやはり落ちているんですが、トレーニングルームのもともとのプールの利用者からすれば少なかったかなというふうには思いますので、やはり減ったのはプールの影響のほうが大きいかと思います。すみません、ちょっと明確な答えでないんですが、トレーニングルームのほうも多少はありますが、そこまでの大きな影響、パーセンテージにはなっていないかと思います。以上です。 177: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 178: ◯町長【村田邦子君】 管理運営についてご質問がありましたよね。いいですか。事業の目的等、管理運営の部分がというところで、それ、あったよね。 179: ◯8番【露木佳代君】 町長にお聞きしたのはあれですね。福祉が持っていていいのかというところの見解と。 180: ◯町長【村田邦子君】 管理運営が今、生涯学習課、教育のところでというところですよね。  それは今までも、水泳というのはある意味、生涯スポーツというところでもありますけれども、例えばその前の、今休止していますけど、袖が浦だと観光の面もあそこは海岸の部分もあってということで、産業振興課が管理していたということもあったりしますし、そういったところで、生涯スポーツという面で管理運営の部分は教育部門で、教育の生涯学習課でやっていますけど、水泳教室などは子供からお年寄りまでの健康増進というところで、子育て健康課が教室の部分は担っているという状況になっています。そういう部分はあります。 181: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 182: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 もう一点、利用者の方が減っていて、その理由をどういうふうにつかむかというふうなご質問をいただいたかと思うんですけれども、確かに来られなくなった方のご意見はというふうになると、来場者の方にお聞きしますでは確かに取れないところもあるかなと思うんですが、こちらの施設を利用なさっている方にお聞きすることって、どういったところに施設、例えば使いにくいところがあるのかとか、不便なところがあるのかとか、そういったところを幾つかつかむことはできるかなというふうに思っています。  また、周りの方で通わなくなってしまったような方がいらっしゃったら、なぜなのかというようなところを、そういったところを聴取することはできるかなというふうに思います。  また、いろいろな方法で皆様から、そういった率直なご意見を伺うような方法は、こちらの担当課のほうでも考えていきたいと思っております。以上です。 183: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 184: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 ごめんなさい、もう一つ、すみません。  先ほど1,300万かけて、使っていらっしゃる人にとってはそれは原状復旧になるけれども、使っていない人にとってはどうなんだというご質問でしたよね。  もちろん先ほどの延べ人数で言ってみますと、それが住民の中で何割なのかということと、町外の人も大分、半数以上、パスポートでも、あと延べ人数でも、町外の方の多い部分もありますから、その部分はもちろんそうだと思います。  ただ、今までも健康づくり、私は競技水泳というよりも、やはりいろいろな世代に対する健康増進の部分でご利用していただいていた部分が大きいと思いますので、そこの方に対するところでは、まずは原状復旧します。ただ、多いか少ないかということは、もちろん割り返せばどうなんだということになると思いますけど、その辺も含めて、ある意味、今後の中では考えていかざるを得ない部分があるというのは、先ほども言いましたように、既に6億とか5億というような数も出ていますので、今後に向けてリニューアルしていく部分ですと。  そして、先ほどのご質問の中でも費用対効果のようなものも考えていかなくてはいけないと思いますので、その部分では考えて、もちろんしっかりやって、その部分を今後の1年の中でお示ししていきたいと思いますし、逆に言えば、何千人なのか、何万人なのか、コアな部分、今、利用者の方に対しては、じゃ、健康増進なり健康づくりの部分では、どういった形の対案が出せていけるのかということももちろん示していきたいと思います。  また、言っていくのは、この間も確かに数か月、ご不便をかけていた部分はあって、結構コアな方は週に何度もご利用されている方なんかの声も私も聞いていますので、近隣にもはっきり言って、もちろん町内よりは遠くなるのかもしれませんけど、そういうプールもありましたので、その辺のご紹介も含めて、もうちょっと具体的にしてもその方たちにとってはよかったのかなと思いますけど、そういったことの情報も含めて、今後はご提供していきたいと思います。 185: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 186: ◯8番【露木佳代君】 3回目ですね。  指定管理とか、さっきの譲渡の話の続きなんですが、袖が浦プールの件があるから今止まっているというか、それ以上進めないというのは、指定管理って、そんな簡単にできるものじゃないと思うんです、町の準備として。その準備は、じゃ、整っていて、もうやるならすぐできるよという状態で止まっているのか、もしくは指定管理をするとなると、またその準備で、それだけでも1年とかかかってしまうのか。東大跡地の件とかでも準備、すごく時間がかかると言われているので、こういうのって、じゃ、止まっているという現状をもう少しちゃんと知りたい。止まっているけれども、準備はできているということなのかということ。  それから、もしそれが諦めたと、指定管理しません、譲渡も無理です、共同の運営も無理ですという結論を出しているんであれば、これから考える方針というのは、来年度、検討する方針というのは、町独自で、町が運営していくことをするかしないかという検討でいいのかということを教えてください。  それから、やはり何度も健康増進、健康増進という言葉が出てくるわけですね。そうすると、さっきの質問でしつこいようなんですが、福祉に今後渡していくという考え方はないんでしょうか。教育から福祉部門に管理というか、担当を移管していく。さっきのお教室は福祉だというのは知っているんです。だから余計に聞いているんですけど、担当を移管していくという考え方は持ちませんかということです。  それから、これ、ちょっと確認なんですけど、2万4,544、さっきとすみません。これ、町内でよかったんでしたっけというのをもう一回教えてください。町内ですね、町内。  それから、予算の件でどうしても令和元年度の1か月、2か月の災害の影響よりも、来年度のほうがコロナの不安って絶対あって、絶対減ると思うんです、行く人。なのに、1,700万が説明として納得できないので、もう一回、何でなんだということを教えてください。  それから、来年度の検討、来年丸々かかるわけですね。来年丸々かかる。1年間、例えばかかる。そうなったときに、1,300万、今回入れるわけで、もしかしたら故障すればまた入れるわけでとなったときに、やっぱり大きなお金を入れているので、その後、すぐ例えば廃止の方針で行きたいとなっても、廃止にならないんじゃないかという気がするんですね、それこそ予算を入れてしまっているから。廃止にするということをもし決めたら、いつから廃止ができるんですかというのをお聞きします。 187: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 188: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 まず、指定管理の件なんですけど、東大と一緒になっちゃうと話が分からなくなるんですけど、東大の場合は、まず行政財産に位置づけるか否かというところが一番の問題であって、今は普通財産ということで、町としては、行政的な目的に使わないので、使いたい方はどうぞという形でお貸ししている。それを指定管理にするとなると、町として行政的な、例えば公園ですとか、広場ですとか、そういった位置づけをした上で指定管理者を募集して、最終的には議決をして、指定管理者が決まると、そういう流れになりますので、こちらは行政財産にするということを決めれば、指定管理に移行するということは、希望者があればですけど、さほど時間はかからない。  一方で、プールについては、現状の温水プールに関しては、ちょっともう少し詳しく申し上げると、当時、再配置の計画をやっていたときの指定管理の考え方というのは、プールだけではないんですね。スポーツ施設全体を指定管理という考え方が今後取れないだろうかということで検討していました。
     指定管理というと、業者さん、何がうまみというんですか、あるかというと、やはりそこで自主事業をやっていただいて、収益事業をやることで、業者さんは実入りがあって、町側としても支出を抑えられる。それが指定管理制度のいいところというんですか、使う理由になろうかと思います。そういった意味で、実際には体育施設といっても、運動場ですとか体育館、こういったところで、いわゆる収益事業が可能かどうかというと、なかなか難しいと思っているんですね。それは現実問題として。ただ、プールであれば可能、水泳教室という手段がありますので、それは可能だと。それは業者さんも言っている。  そういった中で、進んでいない理由というか、言い訳になってしまうかもしれないんですけど、やはり現状の、今回のような突発的な修繕が起こるような、このような状況で指定管理者を募集して、じゃ、お願いしますという状況にやはりない。スタートラインにまだ立てないというのがプールの状態だと思うんですね。まずは、しっかりと直すのか、直さないのか、そこの決断をしないと、なかなか指定管理まで、その先まで検討はできないということだと思います。  先ほど、じゃ、そういった理由がないから、町で管理するか否かという2択で今後の検討を進めるのかということだったんですが、それは決してそういうことではないと思っています。仮にですけれども、先ほど多額の投資額のお話もありましたけれども、投資をした上でリニューアルするんだという決断をした場合、その先には民間の活用というのは当然検討しなければならない事項の1つとしてまた入ってくるんだというふうに認識しています。以上です。 189: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員、1点だけ申し上げます。予算の歳入に関しては、予算委員会のときにやっていただいて、今は補正の内容についての審査ですので、よろしくお願いします。  その他、答弁。 190: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 191: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 利用者の方の人数に関してなんですが、こちらは、町内と町外の方を全部含めてということになります。以上です。 192: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 193: ◯教育部長【黒石徳子君】 施設の管理についてです。施設管理について、先ほどから福祉部門でというお話のところです。  生涯学習、生涯スポーツに資する施設、社会教育に資する施設ということで、教育委員会のほうで管理をさせていただいております。  その中の事業の1つとして水泳教室があって、健康増進ということで健康福祉部のほうでそちらの事業をやっていただいている状況です。  社会教育施設を運営する目的は、健康増進もそれは1つの目的になっています。また、スポーツ振興もあります。ですので、やはりプールは両面の目的があると思いますので、維持管理については教育委員会のほうでやっていくというのは目的に沿ったものであるのかなと思っております。以上です。 194: ◯8番【露木佳代君】 まだなんですけど、急いでほしいんですけど、廃止する場合に差額を投資するわけですが、もし廃止となったら、そこは足かせにならないんですかというご質問させていただいたんですが、その点はいかがですか。何年かは廃止できないんじゃないかなというふうに懸念もあるわけです、もし投資してしまうと。 195: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 196: ◯町長【村田邦子君】 直して原状復帰ということですから、数か月後にはまた使っていただくということを今回予算でお願いをしております。  ただ、その後というのは、1年かけて、今後のことは決まってまいりますので、それは。ここでお話していますので。それが決まって、方向性が決まれば、またもちろん皆さんにどうしていくということはご報告させていかなきゃいけないと思いますし、それに伴って、どちらかの方向に進めば、やはり予算にも絡んでくることもあると思いますし、そういったところでは、ご提案させていただきたいと思います。 197: ◯議長【善波宣雄君】 では、小笠原議員。 198: ◯7番【小笠原陶子君】 執行の担当側が最終的に1,300万円かけても直そうと決意したのは、ほかの場合は、しばらくもつというふうに判断したんだと思うんですね。毎年、いろんなところがちょこちょこ壊れていますけど、先ほどいろんなお話があって、空冷ポンプだとか、電気設備だとか、防火扉とか、男女の、エアコンだとか、いろいろやってきた中で、ここで1,300万円かけても検討する間の1年間は少なくとももつだろうという判断だと思うんですよね。ここで1,300万かけて、二、三か月後にまたこっちが壊れちゃったなんていったら、本当に1,300万円をどぶに捨てるような感じになると思うんですよ。  それで、私たちなんかは、ボイラーが悪くなって危ない。ボイラーというのはずっと聞いているんですけど、その辺のもちようというのか、管理すれば何とかいくんじゃないかとか、とにかくうちの町は何でもかんでも古くなっちゃっていて、プールじゃないですけど、町民センターのエアコンなんかもひどい目にあって、年がら年中、本当に風邪を引きそうな、私、議員になりたての頃から風邪を引きそうなほど寒かったですけど、冬なんか。そういう中で、本当にもつのかというところの判断をしたからつけるというところが大きいと思うんですけど、私たち、何でこんな一々長時間かけて聞かなくちゃいけないのかというと、それを担当課がちゃんと判断した際の資料というものがないわけですよ。だから、ボイラーは何年につくったけど、普通はこのぐらいもって、うちの町はあと2年ぐらいしかもたないけどこうだとかという何もデータがない中で、手探りで聞くというところが時間がかかって、本当にテープ代ももったいないなと思うんですけど、そういうことで判断したところをもうちょっとちゃんと教えてください。以上です。 199: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 200: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 現在の設備の状況がどうなのかというところから判断をしたというところがございます。詳しく何年に設置、交換をしたとかというところは、今ちょっと手持ちにないんですけれども、今回の故障以外のところについては、現状は動くというふうなことなので、原状復旧をすればしばらく大丈夫だろうというふうなところは、こちらのほうとしても判断をさせていただいたという状況になっております。以上です。 201: ◯議長【善波宣雄君】 小笠原議員。 202: ◯7番【小笠原陶子君】 じゃ、もう一回ね。  プールのボイラーのことというのは、私たち素人ではよく分からないんですよね。例えば車だったらエンジンがどれだけ古くなったときに、ゴムで作っているようなパッキンの部分とか、そういうのを全部取り替えると、もう一回、レトロな昭和の車でも大事に使えるとかありますよね。今、テレビでもよくやっていますけど。そういう感じの程度だということで理解しているのかとか、すごい担当課の説明が抽象的で、すごい不安を抱くような、多分大丈夫だと思うから、取りあえず1,300万で時間延ばしをするんだというふうにこちら側が受け取っちゃうんで、本当に1,300万円かけていいのかしらというふうになるんです。  だから、さっき私が聞いたようなボイラーは幾つあって、いついつメンテナンスしたから、当分は、もし壊れるとしても補修・修繕ではないことはないけど、部分的に多少は必要だとか、その辺の修繕計画というのはないんですか。あるでしょう、きっと。それを見て1,300万円、ここでかけてもいいと思ったわけですよね、お金を出すほうは。担当はとにかく直してくださいと言うだけだから、ここで金を出してもいいと思ったところがきちんと答えてほしいんですよ、そこが絶対大丈夫で、何とか乗り切りたいということで、壊れたら、そうしたら、それを言ったら、壊れたら承知しないという感じになるわけですけど、そのようにきちんとお答えいただきたいんです。 203: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 204: ◯教育部長【黒石徳子君】 先ほど修繕の過去の状況を課長のほうからご説明させていただきました。その中に指摘を受けたところへ順次修繕をしてきています。ボイラーについても、こちらは令和元年、昨年度、ボイラーの修繕もしています。確かにボイラーはこれまでも何回か不具合があって、お水が温まらなかったとか、そういうのがありました。でも修繕してきていますので、ボイラーのところは大丈夫だと思っております。  確かに保守点検をしたときに、改修を勧めますということの指摘はありますが、指摘を受けたことについては順次細かいものを含めまして点検はして修繕しておりますので、今回は、今止まっているところの修繕をさせていただいて、原状復帰をさせていただいて、再開をさせていただきたいというのでお願いをしたいと思います。以上です。 205: ◯議長【善波宣雄君】 小笠原議員。 206: ◯7番【小笠原陶子君】 せっかくもう一回聞けるので確認したいんですけど、やっていることがみんなタイムスケジュールを聞いたりしているのは、判断の遅さも疑問だったりしているし、この先、本当に担当課が言うように、逐次進むのかしらというふうにも思ったりしちゃうわけです。というか、要するに、逆に町側がきちんと逐次情報公開しながら、メンテナンスの部分というのも進捗状況をお知らせしていただきながらやらなければならないと思うし、また、検討委員会の在り方も、大体行政というのは、道路の整備じゃないですけど、年度の末にがたがた急にやり出すというのが、私たち行政側のやり口だなと思っている中で、今回だけは早急にやっていただけると思っておりますが、今後の動きについて正式に発表するということをやるためにおいて、結果は最終的にいつ出るかはっきりしないとしても、その立ち上げみたいなものは、何月の何にはこれが出来上がっていて、こういうふうにやる。調査は何月にはやる、それを担当課だけで頑張ってやるとか、そういう明らかな検討の仕組みというのを、時間的なものを含めて確認させてください、再度。つまり、だらだらやらないでということです。まだ分かっていない。 207: ◯議長【善波宣雄君】 副町長。 208: ◯副町長【渡邉康司君】 その点につきましても、この席の前にお話が出ておりまして、なかなか今、今日は細かいところまでお答えできませんけれども、年度内にはそういったタイムスケジュールも含めて、今、新しい課のほうで事務を統括して、関係部署を入れてやっていこうというところまでは頭の中にはあるんですけれども、そういう細かいタイムスケジュール等につきましては、もう少し時間をいただきまして、年度内ぐらいに少しまとめていきたいと思っておりますので、ご理解ください。 209: ◯7番【小笠原陶子君】 分かりました。 210: ◯議長【善波宣雄君】 一石議員。 211: ◯13番【一石洋子君】 重複しますので、私のほうから1点だけ、コロナ禍で有効な健康増進施設としての判断があるかどうか、お聞きします。 212: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 213: ◯教育部長【黒石徳子君】 先ほどから健康増進に資する施設だということでお話をさせていただいていますので、その方向でよろしいかと思います。以上です。 214: ◯議長【善波宣雄君】 一石議員。 215: ◯13番【一石洋子君】 つまり塩素とか湿度とかですね。それがアメリカのCDCなどでは、リスクは少ないなどの情報が出ているんですが、そういうようなことを考えていらっしゃるか。  それから、町民の方々もそういうようなことを心配される方がおられるんじゃないかなと思いますが、そういう知識ですね。そういうのをやはり情報発信するべきじゃないかなと思いますが、その点についていかがでしょうか。 216: ◯議長【善波宣雄君】 教育部長。 217: ◯教育部長【黒石徳子君】 水の関係で塩素消毒をさせていただいております。そういうところで、コロナに関係してということはあると思いますので、そちらの状況等を情報発信するというのは可能であるかなと思っております。以上です。 218: ◯13番【一石洋子君】 結構です。 219: ◯議長【善波宣雄君】 二宮議員。 220: ◯1番【二宮節子君】 1,300万というのは本当に大変大きい修繕費で、これが生きるのか死ぬのかというのが今までの議員の中の質問であったと思うんですけれども、ただ、まだプールの行く末は分からない現状、お客様というのか、年間パスポートを買われている方は大変多いと思うんですね。こういう方たちにしてみたら、今後はプールの休日、お休みというのは青天の霹靂でございます。  私が思うには、どうぞ1年間使えます、買ってくださいということを既にしている以上は、早期なる原状回復は今一番いい手ではないかなとは思っておりますが、ただ、平成6年設立の温水プール、これからも故障は多々あるというふうに今の見解なんですけれども、年間パスポートをお買い上げいただく方のために、もう既に3月31日までじゃなく、年間何日お休みだったら何%返金、そういう決め事も必要ではないでしょうかということで、それはどうかということが1点と、それから、先ほど露木議員のほうからも質問がありました温水プールの方向性なんですけれども、これは私も非常に質問に値するなと思いまして、合意はしておりましたが、回答が出ましたが、これが現状が止まっているのであるならば、町としてもう少し発信を町民の人に丁寧にするべきではないかなと思うんですね。やはり方向性としては、重要な内容だと思います。現状はこうなので、この方向性については今は動いていないとか、そういうことができないかという、その2点をお願いいたします。 221: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 222: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 年間パスポートに関してなんですが、こちらは、利用者の方の責任ではないような不測の事態で休館したような場合ですと、その分、有効期間を延長するか、あるいは月単位で還付というふうな形が取れるようになっております。実際、今回、コロナの感染症の関係でも、そういった形で延長なり還付なりをさせていただいたところです。以上です。 223: ◯1番【二宮節子君】 温水プールの方向性のストップであるならば、町の考えは発表できないかと。 224: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 225: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 大変耳の痛いお話だと思います。現時点で今こうだからということを、これまでやってきていないんですけれども、これから当然検討を来年度するわけで、そういった中では、当然決まる前に検討が始まりますというところからお知らせしていけるようなことを考えていかなければいけないということで受け取りました。 226: ◯議長【善波宣雄君】 二宮議員。 227: ◯1番【二宮節子君】 年間パスポートについては、今説明いただいた経緯は分かるんですけれども、現実、ホームページには金額とか内容が書いていないんですよね。連絡しますというだけで、結局、理由もホームページにはなくて、全く分からない人は分からないかなと。いろいろ連絡は行っているんだと思うんですけれども、万人が分かるようにホームページにも開示は必要だなと思います。よろしくお願いいたします。質問はそれで終わりですけれども、やっぱり方向性というのは、今、これからいろいろな内容で決めていくということなんですけれども、町の事業って、やっぱりこういうところで止まっているというのがすごく多くて、私たちがどこで何を情報入手するかというと、やっぱりこういうつまびらかにされている文字でしかないわけですよね。担当課に聞きにいくこともありますけれども、こういうのってすごくあるんですけれども、今後町として、もう少しこれに対して情報開示みたいな方法、見える化というのですか、そういう開示も必要だと思いますが、プールだけじゃなくて、その点はいかがでしょうか。 228: ◯議長【善波宣雄君】 情報提供がもっと分かりやすくできないかという質問ですね。 229: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 230: ◯町長【村田邦子君】 プールの件だけでなく、様々なことの途中経過も含めてということですよね。1年後にどうしましたと、議会でこう決まりましたということだけでなくということですよね。  その点は、頻度とか、いろいろあるとは思いますけれども、分かりやすさとか、やはりご理解いただけるように努めて、しっかり出していきたいと思います。 231: ◯議長【善波宣雄君】 羽根議員。 232: ◯2番【羽根かほる君】 いろいろご答弁いただいたので少ないんですけど、さっきの計画、3つのプールの方向性のことで、ちょっとしつこくて申し訳ないんですけれども、先ほど袖が浦プールをどうするかが分からないと、あとの2つについても決められないというご答弁だったと思ったんですけれども、もしそうだとすると、令和3年度中に結論が出るのかと、1年ぐらいでというところが1個聞きたいところです。  今までのご答弁を整理すると、今回、1,300万かけて動かすのは、言い方が悪いけど取りあえずであって、令和3年度中にひょっとしたら閉じるかもしれないし、まだそこは決まっていないと。なので、方向性は見えないけど、取りあえずは動かしておきたいという、そういう考えで私たちは判断して、町民の方々にも、そういうための1,300万だということも説明で合っていますかというか、それでよろしいでしょうかという、一回、この2点についてお願いします。 233: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 234: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 まず、計画の部分をお答えしたいと思います。  ちょっとすみません、袖が浦プールが決まらないと温水プールのことも決まらないというふうに聞こえてしまったのであれば、それはちょっと申し訳なかったなと思います。ただ、3つのプールということでお話をこれまでしてきたということももちろんあります。もう一つは、学校にプールがないということを考慮して検討を進めなければいけないということがあります。ですので、それらは当然絡んではくるんですけれども、袖が浦プールと温水プールが残す、残さないのてんびんにかかってということでは決してないということだというふうにご理解いただければと思います。 235: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 236: ◯町長【村田邦子君】 今、取りあえず1,300万かというようなご質問だった思いますけれども、期間はあれですけれども、何しろ原状復帰に戻して、やはりまずは今のご利用者の皆さんに使っていただける状況に戻すということです。  その後、期間というのはもちろんありますけれども、10年、20年後のそういったスパンの今後に向けてということを次年度、令和3年度急ぎ、しっかり検討するということですので、今後の在り方ということで、ハードの部分と、さっき言った事業の目的もありましたから、代替えの部分なども含めて、総合的に担当課も新しい課のほうでは中心になりますけど、福祉のほうからも入る、教育のほうからも入ってもらうということは考えておりますので、そういった形で検討していきたいと思います。取りあえずとか、そういうことではないということで、原状復帰には戻していきたいと思います。 237: ◯議長【善波宣雄君】 羽根議員。 238: ◯2番【羽根かほる君】 ということは、令和3年度中に何らかの3つのプールの方向性をしっかり出して、それを町民の皆さんも含めて提示できるという、そこまでの間、もちろん原状復帰をして動かすように、利用できるようにしておいて、その間、令和3年度中に結論がしっかり出せるという考えでいいのかどうか。  というのは、令和3年度も7,400万です。これは維持管理費だということで、委託料なども入っての金額だと思うんですが、先日の全協のご説明では、多分今回の整備だけでは済まないだろうというお話もあったと思うので、大体1億単位なんですかね。私は何となくの感じですけど、そのぐらいかかる覚悟をしておいたほうがいいのかなというふうに思うんですけれども、それだけの費用をかけて、ずっとこのままというわけにはやっぱりいかないと思うんですよね。それを廃止するとかではなくて、これからどういうふうにこのプールを位置づけていくということを明確に町民に示さないと、やはりここを利用していない方もいらっしゃるわけで、バランスですよね。それだけかけるため、かけて、そういうものを生み出していけるのかというところをお示ししないと、やっぱり理解は得られないと思うので、いつまでに、令和3年度中に結論が出せるのか。そうしたら1年程度なので、それは1,300万かけて修繕して利用できるようにしておいても、それはありなのかなという、私のこれは考えですけれども、そう思うんですが、その辺りのスケジュール感というか、考えをお聞かせいただけますか。 239: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 240: ◯町長【村田邦子君】 スケジュールということで、細かい部分は正直、本当にこれからでも年度内には大体の組織形態と、その辺のスパンはお出ししていかないと大体始まりませんから、こちらもそのつもりです。  今のところ、今ここでのお答えはそういう形になりますけれども、しっかりと、また先ほどの情報も適時出してほしいということもありましたから、早い時期にしっかり出していきたいと思います。 241: ◯議長【善波宣雄君】 羽根議員。 242: ◯2番【羽根かほる君】 すみません、もう一回確認なんですけど、令和3年度末までに3つのプールの方向性を出せると考えてよろしいんでしょうか、そこだけ。 243: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 244: ◯町長【村田邦子君】 温水プールだけでなく、残っているプールもありますし、ほかのプールも、山西プール、例えばですけど、そこもやはり年数もたっていますから、今後に向けては総合的に方向性と、その辺の計画を出していきたいと思います。 245: ◯議長【善波宣雄君】 根岸議員。 246: ◯12番【根岸ゆき子君】 まず、私も平成30年、プールの方針についてお聞きしようかと思っておりました。その検証についてどうだったかということですね。  先ほど露木議員もおっしゃったんですけど、私が読んだところは、10年以内に民間運営か広域自治体運営ができなければ、温水プールは廃止もあり得るというところの文章です。  民間運営も修繕の必要があり難しいと。広域自体運営も負担金があるし、実現は困難という結果が出ていて、つまり温水プールは、検討したとしても、廃止か、多額の投資をするかという以外に選択肢がないんじゃないですかと思っていますけれども、それについてはいかがでしょうか。  それから、令和3年度の検討方法をお聞きしようとしました。  アンケートも取るとおっしゃったんですけど、温水プールについてのアンケート結果も、公共施設等々とかでも出ておりまして、温水プールは維持してほしいということが町民の今のところのアンケート結果なんだと思います。そういう今のところの結論と、あと、町が断言はしていませんけれども、ひそかに心の中でいずれ廃止になるんじゃないかと思っているだろうなと。いよいよ検討の時期が来たという思いを持っているということの隔たりがあると思うんです。そういうことについて、どう考えるか。アンケート結果は、また同じ結果を生むということはないのでしょうか。そこら辺の距離の縮め方とかですね。  あと、今回の決定なんですけれども、2月何日に決定が下された。今回の発表、議論はいろいろあったとおっしゃっているんですけれども、最終決定は2月何日に行われていますか。  それから、あともう一問です。利用者をまとめたデータがありました。平成25年から29年の利用者をまとめた結果は、町内が7割、町外が3割というふうにデータを出していただいています。今は町内が4割で、町外が6割だということで逆転しちゃったんですね。利用者が減ったというお話はあったんですけれども、これは逆転してしまったというところについて、話を聞いていると分析はしていないようですけれども、何か考えられる理由が見当たるところがあれば教えてください。逆転理由を。以上です。 247: ◯議長【善波宣雄君】 政策担当部長。 248: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 まず、簡単なところからいきますと、何日に決定したかという点ですが、2月16日に政策会議というのをやっておりまして、そこで決定しております。  あと、アンケートのお話がございました。アンケートは、ごめんなさい。誤解を招いているようですので、ちょっと訂正をさせていただきたいんですが、今回、今後の来年度の検討に向かって必要だというふうにお答えしたのは、利用者の実態調査です。先ほど質問いただいておりますが、どこの市町から来られていますかということですね。年間何回使われていますかという、そういった実態調査は必要だと思っています。  一方で、町民アンケートですね。これは、平成30年のときにやっておりまして、この際、無作為抽出、当然、施設利用者の方にもアンケートして、使っていきたいというような当然の声はいただいているんですが、無作為抽出のアンケートをやっていて、その回答数が436あったと。3万人規模の人口で430という、1,000部で43%返ってきているんですけど、統計学的には、これは非常に有効であると。5%以内の誤差に収まる数値だというふうにされていますので、何回アンケートをやってもこの結果は変わらないということだと思っていますので、改めてこういったアンケートをする予定は現時点ではないということです。  それらを踏まえですけど、当然廃止か多額の投資かという2択ではないかというご質問があって、そこにはアンケート結果との隔たりがあるのではないかということなんですが、その辺りは二宮議員のご質問にあったように、やはり早め早めの情報提供ということが求められていくんだろうなと思います。  現時点で、最終的に2択かということに関しては、なかなかちょっとお答えづらいので、多額の投資といってもどこまでの投資が必要なのかというのはこれからの判断ですし、投資した後にじゃ、何が待っているのかというのもこれからの検討だと思いますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。 249: ◯議長【善波宣雄君】 生涯学習課長。 250: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 利用者の方のデータに関して、平成25年から29年の平均と、それから、現在、新しいほうのデータと町内、町外の割合が逆転しているということなんですけれども、こちらのほうも、私が明確な思い当たるような理由というのは、こちらのほうとしては思いつくものがないというのが実際のところなんですけれども、温水プール、周りの市町村から見ると、この近辺でも例えば平塚市だったり、秦野市であったり、小田原のほうはなかったりというふうなことがありますので、そういった立地条件というところがありますので、町外の方からのご利用も増えているというところはあるんじゃないかなというふうに考えております。以上です。 251: ◯2番【羽根かほる君】 終わります。 252: ◯議長【善波宣雄君】 坂本議員。 253: ◯6番【坂本孝也君】 この1,300万の補正を出したという、その時点で、町は温水プールを継続してやるんだという前提がないと出せないんじゃないかなと思うんですよ。先ほどから聞いていると、町長の答弁が、取りあえず動かして、その間に検討しますという言葉が出ちゃうんだよね。もう検討しなくていいんですよ。やるんですよ、温水プールは継続して。そのぐらいの覚悟で臨まないと、プール1つになっちゃうよ。二宮は基本的に3つ、多いときは4つあったんだけど、最低3つは確保しないと、経費のかかり方は別々ですけれども、町民全体からすると満足しないはずなんだけど、そういうようなことも含めると、ここで補正を出したということは、私が感じたのは、やる気になって、温水は、経費の削減はこれからいろんな努力をすればまた可能性はあるんですけど、温水プールは継続するんだという意思表示だと理解しているんだけど、どうですか。そういう覚悟があって補正を出したというふうに私は感じているんですけど、その辺は取りあえずというふうになっちゃうのかね。そこがすごく曖昧に感じるんですよ。何というのか、聞いていると耳障りはいいんですよ、皆さん。だけど、そうじゃないんだ。この1,300万を投資するんだから、130万とか13万じゃないんだ。1,300万投資するという決定をしたんですから、その後は継続して何とか維持をさせるんだという、その辺の覚悟を聞きたいんですよ。ぜひ言ってくださいよ。今まで、ちょっとその間にまた検討しますみたいな言葉が出ちゃうんだよ。それじゃ駄目だと思うんですよ。いかがですか。 254: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 255: ◯町長【村田邦子君】 決して耳障りのいいご提案をさせていただいているつもりは本当にありません。逆に、今の時代、社会の中で、やはり30年近く、本当に健康増進だけじゃないかもしれません。趣味も含めて生涯スポーツ、子供のスポーツ、そういったところに寄与してきた施設だと思っていますけど、やはり30年たてばもちろん建物の現実として機能が落ちてきているのは現実、それとともに、やはり社会的な役割とか、今、それが本当に必要なのかということもここで改めて考えるときだと私は思っています。それを、もちろんいつもいつもそういう形なんですけれども、やはり何事もそうなんですけど、その機能があるうちというのは、なかなかそこのところに踏み込まない部分もどうしても出てきていますけれども、今回、前の年までやってきた在り方の検討会の結果も踏まえて、そして、ここで今、こういう状況が来ていますから、二十七、八年と言っていますけど、もう30年ですよね。30年たったものの今後の機能の在り方と町民サービスの在り方をいましばらく時間はかかりますけれども、遠からずしっかりご提案して、町民の方と共有をして、議会のほうの皆さんにもしっかり共有をして、結論を導いていきたいと思っています。決してこれは、やはりそこのご理解を求める材料というのも必要だと思っています。 256: ◯議長【善波宣雄君】 坂本議員。 257: ◯6番【坂本孝也君】 そうじゃないんだよな。だから、この1,300万の補正を出したというのは、皆さんの意見を聞いたり、いろいろする時間稼ぎのための1,300万というなら、ちょっとそれは違うんじゃないのかなと私は思う。ちょっと待ってね。  それで、この1,300万の値打ち、中身、私なりにおととい調査をして、たまたま温水プールに配管の会社を辞めた人が私の知り合いが長年いたんですよ。その人にヒアリングをして、どこが駄目だったのというのを全部チェックして、その後、生涯学習の担当のところへ行って、どういうところを直すのよといったら、全部ぴたっと合うんですよ、今回。だから、数字的にも間違った数字じゃないし、それがプラスでもマイナスでもないんですよ。いいところに1,300万という数字があったということが分かったんです。だから、今回の工事は、あと入札するのかどうかというのがあるんですけど、そういうようなところで、正しい数字で、ほとんどこれをやればしばらくという言葉は嫌だけど、5年、10年はもつじゃないかというぐらいの工事らしいんですよ。だから、それだったらそれでいいと。
     あとは、それを継続するつもりがあるのか。これ、今日否決されたら、温水プールは廃止になりますよ。もう使えなくなっちゃうんだから、工事をやらなければ。でもそうじゃいけないんですよ。だから、ぜひ覚悟というのが。やっぱり最終的には袖が浦プールも復活させてほしいよ。3つあって、何とかこの町が水泳という1つの、泳ぎということにやってきた歴史があるんですよ。お金がかかるからとか、いろいろそういう議論は別にあるんですけど、それはまたちゃんと地区が、例えば温水プール、委託をやめて、緑が丘の住民に管理させたらどうよと。そういう人はいるんですよ、ちゃんと。プロみたいな人が。袖が浦プール、中町、上町、あっちのほうの人たちで、夏の間だけ、3か月、管理させたらどうよと。いろんなやり方はあるんですよ。だから、どうかこの町の1つの、さっき教育長も言いましたけど、宝物なんだよ。だから、存続させてほしいと思うんですけど、こういう意見は駄目ですかね、町長。 258: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 259: ◯町長【村田邦子君】 私も議員になる前から、ここに住み始めてから、すぐ温水プールができましたから、私も水泳協会というところに入ったり、あそこで、昔は、それこそ水着になって、子供たちに夏になると、通常でも水泳教室の先生をやっていましたから、とてもあそこの需要、子供と一緒に、大人と一緒に水泳に親しむというのは、身をもって経験してきたところですから、それこそ財産であり、前町長のときにつくって、本当に近隣にないものだと思っています。そこまで経常経費と収支を見れば、多くの議員の皆さんからご指摘いただくように、何も壊れていない、何もしていない状況でさえ持ち出しのほうが多い、そういう施設ですけれども、今まではそこの部分の享受するものが多いであろうということでやってきました。ただ、やはりここで本当に修理とか補修という状況では、専門の方に聞いているから、坂本議員も分かると思うんですけど、修理、補修で直る状況でも、一方、全体がやはりもうない状況で、今1,300万で原状復帰はしても、いずれ使っていくには、在り方の中で出ていますけど、さっき5億とか6億とか、施設整備、周りのいろいろなところのリノベーション、リニューアルを含めればかかる状況が来ていますから、今まで継続してみたものをもう一回継続していこうとは、そう簡単にここで言えるもの、言う状況ではないというのは確かだと思いますので、その状況を今日、皆さんにも質疑の中である意味分かっていただいた部分、町民の方にも今後もその辺の情報もちゃんと発信していきたいと思います。その中で今後どうするかというのは考えていって、遠からずお示ししたいと思います。プールとか、水泳、スポーツのことを否定するわけではないですけれども、やはり様々に健康増進のやり方もある中で、民間のいろいろな商業施設も今できている中で、行政がどういう形で町民の健康維持であったり、生涯スポーツを担保していくのかというのは、それこそこれからの未来に向けて提案する時期に来ていると思っています。遠からず、しっかりまた議論、提案をしていきたいと思います。 260: ◯議長【善波宣雄君】 坂本議員。 261: ◯6番【坂本孝也君】 温水プールの運営というか、経営的な感覚をいいますと、今の東海体育が、私たちで3,000万でやってあげますよと言った時期があったんですよ。それは安くなるなと。その代わり、さっき言っていたように、設備を全部きれいに直してくださいと。3,000万にした暁には、バスも呼んできて、自分たちで使って、どんどん生徒を集めますよと。要するに、スイミングスクールにするつもりだと。そうしたら、採算は合いますよ。そうすると、どういうことが起きるかというと、町民温水プールの町民は入れなくなるんですよ、ほとんど。使えなくなっちゃう。それで、その話はお断りしましたけど、やっぱりパスポートを増やそうとすると、今度はスイミングスクールの生徒を集めんと、混雑していて嫌だという、そういうような難しい経営なんですよ、あれ。やっぱり広々としたところで泳ぎたいというのがパスポートを持ちたい人なんだ。だから、そういう意味では難しいのは分かっていますけど、それでも二十何年も営々とやってきて、そういう貢献度というのはあるわけだし、だから、ここは覚悟を持って臨んでほしいなと。お金はかかるんですよ。どうしてもかかっちゃうんですよ。吾妻山でもずっとそうじゃん。あれ、収入は何もないんだよ。だけど、毎年かかっちゃう。よその町の施設に二宮の人がただで行くなんてことは、同じように起きているんですよ。お互いさまだから、そのぐらいは経費として、行政の全体の予算からすると、経費として組むというぐらいに、その一つ一つを目くじらを立ててやっていたんじゃ、どんどんしょぼくれちゃうなと思うんですけど、その辺の感覚が、ぜひ町長の意見を聞きたい。これで終わります。 262: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 263: ◯町長【村田邦子君】 やはり今お話を聞いて、もちろん今までとこれからというのは、私は違ってきているし、違っていく状況なんです。右肩上がりから、やはり人口も全体的に減っていく。減っていくとか、それが悪いことではないというところの社会像なり、そこにどう暮らしていくかというところが、はっきり言って、今、みんながそれを手探りというか、探している状況だと思うんですね。別にみんなきっと国のほうを見て、それのモデルをもらいたいと思っているわけじゃないと思いますけど、国ですらまだまだモデルなり、それを見せ切れていない部分がある中で、やはりそれぞれ自治体が、次の20年、それのもっと未来をどうつくっていくかというところを今つくっているところだと思いますので、つくらなくてはならないと思っています。この事業もそういう転換点にきている部分で、おっしゃる大事にしなくてはならない、町を元気にしていく、みんなが幸せになっていくというところは同じ目標だと思っておりますので、そこをお話を今日伺った中で示していきたいと思います。 264: ◯議長【善波宣雄君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は2時50分から始めます。                                   午後2時35分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後2時50分 再開 265: ◯議長【善波宣雄君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 266: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 267: ◯8番【露木佳代君】 私は、町長提出議案第25号、一般会計補正予算に賛成の立場で討論いたします。  温水プールの利用者は、平成11年の11万3,239人をピークに減少し、ほぼコロナ禍の影響がなかった令和元年度には、その半分以下の4万9,294人となり、平成29年から元年度のまでの2年間だけを見ても、累計で2万人も利用者が減っています。町内外の利用割合も平成25年から29年の平均では、町民利用が7割、町外の利用が3割だったのに対し、逆転現象が起き、パスポート購入者も含め、現在は町民利用が4割、町外の利用が6割となっています。ここ数年の決算額は、平成29年度、歳入約1,900万、歳出は6,000万で、差引き4,100万円、令和30年度は、歳入1,700万、歳出6,300万で、差引きが4,600万、令和元年度は歳入1,400万、歳出6,500万で、差引き5,100万円となっております。そして、今年度の予算額は、歳入が1,700万、歳出7,500万で、5,700万の差引きとなります。今後使い続けるための修繕、20年、6億円が必要ということで、さらに毎年5,000万以上の赤字を出し続けることになります。修繕も平成27年は約380万、平成29年が230万、平成30年が500万で、元年が440万程度となっておりまして、さらに致命的な故障がいつ発生するか、いまだ分からない状況ではあります。  利用者を増やすにしても、今実施している子供の水泳教室は、休館日の月曜を除く平日は火曜から金曜日まで、3時から6時まで、土曜日は午前中から夕方まで教室が実施されており、大人の水泳教室も火、水、金の午前中に実施、木曜日の夜もあります。かなりの頻度で水泳教室は実施されていますが、利用者は減る一方、公共施設に黒字を求めるというのは違うと思いますが、温水プールという施設は、そのキャパに対して、たとえさらなるニーズがあったとしても、維持管理費が大き過ぎるということです。それも教育費として計上されているため、一見子供たちに教育予算が確保されているように見えますが、そうではありません。温水プールの利用が止まっていることの心配の1つとして、学校の水泳授業がどうなるのかということですが、それについては、全協でも説明がありましたけれども、来年度については、山西プールのみで授業を組んでいるということです。9月までプールを授業で使えるようにしていきたいという話はありましたので、それに関してはしっかりとお願いいたします。  私は、二宮町に越してきて、学校にプールがないということに非常に驚きましたが、もし学校プールとしての位置づけもあって、温水プールの維持をするということであれば、再配置の後に学校にプールを建設することや袖が浦プールの復活などを検討するほうが子供たちのためにも財政的にもよいと思われます。  健康増進という本来の目的を達成するためであれば、障がいのある方や高齢の方など、誰もが利用しやすい遊具とか健康器具を公園に設置するなど、代替策を実施することで、より幅広い方々の健康増進に取り組めるのではないでしょうか。そういう意味でも、本来、健康福祉部で維持すべき施設ではないかと思います。  2008年から2018年の10年の間に二宮町の町民税と固定資産税は38億円から33億円に5億も減ってしまいました。また、今後10年の生産年齢人口は、20年前の半分になります。全国的に人口減なので、町に税収が減っても、国からのお金は増えないと思っていなければなりません。こちらのほうからも昔は財産だったという話がございましたが、時を進めてください。これまで温水プールを使ってきた方々のことを考えますと、計画的に保守管理をしてこなかった町に大きな責任があり、利用者がそうでない町民にも被害者でしかありません。温水プールの在り方について、来年度中に方向性をしっかり出すと。そして、スケジュールについても今年度中に出せるという答弁がありましたので、私は賛成することにいたしました。  今回の修繕費以上を今後の議論なく投資するのはやめていただきたいと思います。これまでの対症療法でずるずると使い続けることは、町民にとって一番の大きな損失です。町は、事業の目的と効果、維持管理経費、代替策など総括を行い、どのようにしていくのか、しっかりと決断をしてください。  私自身は、現時点では温水プールの運営に非常に限界を感じております。今後、町民の皆様ともたくさん話していきたいと思っております。  (仮称)駅周辺まちづくり計画については、今回の議会でいろいろ詳細が明らかになると思いますが、策定するのであれば、やはり既に施設も運営もぎりぎりの温水プールを計画から除いていく理由もないと思いますので、これをきっかけに町民の皆さんが税金の使い方を考える契機ともなるよう、温水プールも計画に含めることを検討していただいて、賛成とさせていただきます。以上です。 268: ◯議長【善波宣雄君】 渡辺議員。 269: ◯9番【渡辺訓任君】 私は、第25号議案、一般会計補正予算(第12号)について、賛成の立場で討論をいたします。  本補正予算案は、プールの躯体そのものではないにしても、空調などの環境を維持する心臓部とも言える設備の修理費用であり、施工期間を考えても、相当の規模の工事になると想像をしています。現在、温水プールは、健康づくり、体力づくりなど、目的は様々ですけれども、先ほどご答弁いただいた中で、約2万人ぐらいの町内の方が利用されていると理解しています。  その使っていただいている方の要望、期待に応えるという意味で、補修をして、利用を継続するということがとにかく原則であると思っています。  さらに、温水プールも水泳授業に利用されていたということもありますので、学校における水泳教育の充実という観点も必要だと考えています。少なくとも今後は、各校へのプール設置というのは、私、引き続き必要だと考えておりますけれども、袖が浦プールの再整備も含めて、各学校に対応するという形でのプール整備を至急進めるべきだと考えています。  今回の修理が終わっても、いつまでも利用が続けられるかどうか、不確定な要素もあると認識しております。公共施設の再配置計画では、温水プールについては、中期、長期、10年後以降ということで、更新時期に合わせた施設の廃止についても触れています。これは、プールは生涯学習の施設ということになっていますけれども、体育施設の在り方は、生涯学習のみならず、学校教育、それから福祉、健康増進、また、観光など多面的に検討されることが本当に必要だということを述べさせていただいて、討論とさせていただきます。以上です。 270: ◯議長【善波宣雄君】 羽根議員。 271: ◯2番【羽根かほる君】 私は、町長提出議案第25号に賛成の立場で討論をさせていただきます。  温水プールは、年間の維持費に非常に多額な費用がかかっております。現時点で3つのプールの方向性については出せていないということですが、早急に3つのプールの方向性については、町長が決断する必要があると思います。とはいえ、今利用できないからといって、急に中止になる、利用ができなくなるということは町民の理解は得られないと考えています。令和3年度末までに町長が決断を出すとの答弁をいただきましたので、その間、町民の皆様には利用していただきながら、今後の10年、20年を見据えた方向性をしっかりと考えていただくこととして、賛成といたします。以上です。 272: ◯議長【善波宣雄君】 根岸議員。 273: ◯12番【根岸ゆき子君】 私は、議案第25号に賛成です。  私は、温水プールについて、廃止は必然ではないかという一般質問を以前しております。老朽化している温水プールに対して、予防的措置に予算をつけるのか、つけないのかを問うて、そして、平成31年度予算で何らかの動きを示していけないのかと言いました。今回のタイミングは悪いし、遅いです。そして、3年前は、10年間で差引きマイナス4億円と言っていたものが6億円ということになっております。しかし、大事なことは、方針を出して、それに向けてやり取りを重ねることだと思います。1,300万円は出るというのですから、出してください。そして、令和3年予算では、現況調査をかける予定です。公共施設計画の中で、以前、温水プールの調査はしておりまして、修繕計画の参考値も出しております。こういったことは庁舎もしかりであり、課題認識をしていることに調査をした後の判断経緯というのが分からないという、そういう気質というか、空気というか、役場の文化というか、そういったことが脈々と続いております。そのことは、ひいては町民が主役とうたっていることとつながらない結果になりますので、どうぞぜひいろいろ吟味した検討を願いまして、賛成といたします。 274: ◯議長【善波宣雄君】 一石議員。 275: ◯13番【一石洋子君】 私も本補正予算に賛成の立場で討論いたします。  私は、若い頃、公設温水プールのヘビーユーザーでありましたので、通年の体育施設としての温水プールの価値、それから、受益者のニーズ、それから、もっと広げるべきであるということもよく理解しております。町が歴史のめぐり合わせで町規模ではなかなか持てない温水プールを持ち、老朽化するのを使えるだけは使っていくという今の段階での1,300万円の修繕料は許容範囲であると認めます。  私は、町は新庁舎ワークショップを経て、まちづくりの包括的な合意形成の道しるべを得たところであると理解しております。今後、公共施設は、教育、福祉、環境、特にエネルギー、これの複合的な課題解決に資するべきで、未来に向けたまちづくりの根幹の議論を基に町内のプールの持ち方について、広い視野から決断していくことを求めます。 276: ◯議長【善波宣雄君】 松崎議員。 277: ◯3番【松崎 健君】 議案第25号に反対の立場で討論させていただきます。  まずもって申し上げたいんですけれども、私は、温水プールの存続を強く望んでいるということを申し上げます。その上での反対討論なんですけれども、まず、修繕に関しましては、大規模修繕が必要ならに、随時タイムリーに修繕を行い、利用者に不便をかけるべきではないという考えですけど、これを怠った結果、1,300万円の大規模修繕ということになりました。  しかしながら、この1,300万円をかけての大規模修繕ですけれども、この先、永続的な維持に関しては分からない。1年後に温水プールが廃止になる可能性も否定していないという状況で、この施設、大きな赤字を生み出しているんですけれども、本来でしたら、各施設、財務体質の改善というのは大切なんですけれども、福祉的な意味合いも込めて、赤字だから悪いというふうには私は考えていません。  しかしながら、利用者減の理由の分析もよく分からないという話が先ほどございました。施政方針で町長が訴えた10年先、20年先の将来を見据えての事業展開とは程遠いと言わざるを得ません。1,300万円の補正に関しては、10年先、20年先の将来を見据えての事業展開を示した上で再度上程していただきたいと思います。繰り返しますが、私は温水プールの存続を強く望んでおります。以上です。 278: ◯議長【善波宣雄君】 野地議員。 279: ◯4番【野地洋正君】 議案第25号に対して、賛成の立場で討論いたします。  今議案につきましては、現在、町民が利用、活用されている施設を直す、ごく当たり前の議案であるには間違いはないと思っております。しかしながら、なぜこのような時間を取って、議員の方々が多くの質疑をしているかというところで私も悩まされましたが、これは現在の行政の進め方に対しての不信であり、不安があるからです。よって、皆さんが多くの質問をし、賛否を悩んだと思われます。これは強く胸に受け止めていただきたいと願うところでありますし、議案予算に対しては、この令和3年の方向性を見いだすとされたこと、そして、情報提供を都度出すという言葉をしっかりと追及しながら、令和3年、進めていただきたいと思って、あと1年の余を託したいと思い、賛成といたします。以上です。 280: ◯議長【善波宣雄君】 これをもって討論を終結いたします。  これより議案第25号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 281: ◯議長【善波宣雄君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第25号は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩。休憩後の会議は3時15分から。ちょっと入替えがあります。すみません。                                   午後3時06分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後3時15分 再開 282: ◯議長【善波宣雄君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第7 議案第5号 二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例審査について 283: ◯議長【善波宣雄君】 日程第7「二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第5号を議題といたします。 284: ◯議長【善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 285: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 286: ◯議長【善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 287: ◯議長【善波宣雄君】 根岸議員。 288: ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 教育福祉常任委員会の委員長報告をいたします。  去る2月19日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第5号「二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」を、2月22日午前10時13分より議場で開催の常任委員会において、委員全員、町長、副町長、健康福祉部長、福祉保険課長、国民年金班長及び傍聴議員の出席の下、審査した結果、賛成全員により採択されました。審査の概要は次のとおりです。  執行者からの補足説明等は事前に書面配付があり、直ちに質疑に入りました。  委員「保険料の設定の仕方についての考えは。」  執行者「所得に対する応能割と世帯の人数によって、均等割、平等割、応益割というのが50対50の割合の税率となっている。昨年と同じ所得にもかかわらず、税率が下がっても税額が上がってしまう方が出ると大変だと思い、比率を変えずに設定した。税率は、県が示す標準税率を参考にしている。」  委員「今後、所得割の比率を変えていく方向か。」  執行者「県が目指しているところは、50対50から55対45ぐらいの標準税率を設定していく目標にしている。町もそれに沿った形になると思う。」  委員「条例改正の提案理由に国民健康保険事業の健全な運営を図るためとある。健全運営の考え方について聞く。」  執行者「独立会計であると認識し、適切な管理を行うこと。例えば赤字や決算補填の目的による法定外の繰入れをしないことを指している。令和3年度は、2,000万円程度の基金活用をする。保険税率の算定には、コロナの減収を加味していないが、所得はもう少し下がると予想しているので、補正予算で積んだ基金を活用、運用したい。令和4年度以降も基金の活用で考えたい。」  委員「県下全体の動きと比較して、二宮はどうなのか。」  執行者「保険税を算定するに当たり、県へ納付金を支払う。過去に比べて納付金自体が下がる現状で、保険税も下がった。納付金は皆同じような割合で下がる。」  委員「今の経済状況から見て、子育て世代への配慮は大事だ。説明資料にある不均衡が生じないよう算定したということと、子育て世代への配慮ということに対する町の考えは。」  執行者「今回は、50対50の割合を変えず、同じぐらいの所得であれば、世帯の人数にかかわらず、同じぐらいの割合で少し下げられるという形で不均衡が生じないようにした。子供の均等割の軽減だが、現状だと町の完全持ち出しとなる。システム改修や付随して計算をしなくてはならない部分などを含めて検討をしている。令和4年から国が導入するので、まずは同じように導入して、今後の検討にする予定だ。」  委員「割合は自治体の裁量である。県下で先進的な自治体の情報はあるか。」  執行者「中井町が第3子以降を半額。大井町や清川村も進めると聞いている。」  以上で質疑を終え、討論はなく、全員賛成で採択となりました。  以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 289: ◯議長【善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 290: ◯議長【善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 291: ◯議長【善波宣雄君】 渡辺議員。 292: ◯9番【渡辺訓任君】 私、議案第5号、国民健康保険税条例の一部改正に対して、賛成の立場で討論いたします。  本条例案は、国民健康保険税の引下げを行うもので、加入者や1人当たり約1.9%の負担減となるものだと理解しております。税率は県への納付金と標準税率の提示に対応して毎年見直すとのことで、今回は、保険税引下げとなりました。しかしながら、国保税の負担は依然重たいものがあります。町の示した40歳以上の夫婦と子供1人というモデルケースを例に取っても、年収400万円で保険税額は年41万4,100円と、収入に対しては10.4%、課税対象所得に対しては15.6%もの負担になっております。協会けんぽを例に取りますと、保険料を同じ条件で試算いたしますと、雇用主負担もありますので、24万516円の負担という試算になります。国保ですと約2倍になってしまうという感覚です。さらにモデルケースでも分かるのですけれども、年収200万円では、応能負担2割軽減化でも、保険税の負担率は11.5%、300万円で11.2%から1,000万円で9.3%と割合はだんだん下がっています。負担率の逆累進性は明らかに均等割が影響をしています。委員会の質疑の中でも、均等割の軽減については国が検討を進めているとの状況説明がありました。均等割は、子供でも、うちの町でも1人当たり約3万5,000円の負担となります。子育て世帯には重たい負担です。高過ぎると言われる状況の改善のため、町でも国、県の動きを待つことではなくて、均等割の減免を実現することを求めて、討論といたします。以上です。 293: ◯議長【善波宣雄君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 294: ◯議長【善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第5号は、原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第8 議案第6号 二宮町介護保険条例の一部を改正する条例審査について 295: ◯議長【善波宣雄君】 日程第8「二宮町介護保険条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第6号を議題といたします。 296: ◯議長【善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 297: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 298: ◯議長【善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 299: ◯議長【善波宣雄君】 根岸委員長。 300: ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 教育福祉常任委員会の委員長報告を申し上げます。
     去る2月19日の本会議において本委員会に付託されました町長提出議案第6号「二宮町介護保険条例の一部を改正する条例」を、2月22日、議場で開催の常任委員会におきまして、委員全員、町長、副町長、健康福祉部長、高齢介護課長、介護保険班班長及び傍聴議員の出席の下、審査した結果、賛成全員により可決されました。審査の概要は、次のとおりです。  執行者からの補足説明等は、事前に書面配付がありましたので、直ちに質疑に入りました。  委員「11段階の方と13段階の方は、年収でいえば倍になり、保険料の月額は1,000円くらいの差だ。年収が1,000万円以上であればもう少し下げてもいいと思うが、町の考えはどうか。」  執行者「11段階の方が118名、13段階の方が90名いると想定している。年間では、11段階で約1,300万円、13段階で約1,100万円を頂戴する形なので、その差は200万円となる。介護保険事業計画第7期までは、第10段階までの設定であり、所得が400万円以上は一律の形であった。第8期に向けて、全体的に値上げをお願いせざるを得ない状況で、高所得者はより負担を増やさせていただきたいという中で、今回は13段階にした。基準金額に掛ける負担割合は、所得段階の第10段階までは0.2刻み、11段階以降は0.1刻みで上げさせていただいた。サービスを使ったとき、保険料とは別に自己負担が発生するが、主に10段階以上の方は3割負担、低所得の方は1割負担となり、そこで大きな影響が出る。まずはこの形でスタートし、第8期以降を考えると、さらに負担をお願いする形になると思う。」  委員「サービスが選べない状況はよくない。今後のサービスの考え方は。」  執行者「町にある小規模多機能は、確かに休止になっている。第8期計画、令和3年から5年の期間に小規模多機能を1個追加する計画を立てている。グループホームや地域密着型の特養についても、待機者が多いという理由もあり、追加してサービスの充実を図りたい。これらはケアマネ事業者へのアンケートによって、不足するサービスを確認した。それ以外も随時サービスとして加えたいという事業所があれば柔軟に話をして追加したいと考えている。」  委員「事業の健全性として、基金は3億のうち2億を3年間で取崩し、給付費は10億8,000万円の増額となる。事業運営が厳しいと感じるが。」  執行者「基金については、不測の事態や介護保険事業計画第9期に向けての取崩しを考えると、最低1億円残しておきたい。シミュレーションで何とかやりくりが可能ということだったので、1億円を残して、基準額も4,700円に設定した。県内の基金状況では人口規模に比例するが、寒川町が令和元年度末で約4億9,000万円、大磯町が約4億6,000万円、二宮では2億取り崩して、できるだけ保険料の額を抑えるように設定している。」  委員「県内では一番低い保険料でやれている要因は、新たな取組があるのか。」  執行者「予防事業はほかの自治体に比べて参加率が高い。二宮町は通いの場に力を入れさせていただいている。県下でも珍しく、全国的にも先進的だ。そういった部分を取組として支援しながら進めていきたい。」  委員「介護認定に関する不服審査の件数を確認する。認定が厳しくて思うように点数が使えないということはないのか。」  執行者「この4年間の不服審査は1件だった。国がつくった基準を基に審査会をしているので、他市町村の差は出てこない形だ。」  委員「サービスの施設を増やす計画だが、現場は働く人が足りずに疲弊しながらやっている。労働量に関して報酬が少ないから働く人が少ない。それらを鑑みての計画なのか。」  執行者「人数が少ないのは把握している。今は休止している小規模多能がいい例かと思う。コロナ禍でなかなか実現しないが、各事業所とも外国人労働者を雇う方向。研修も計画して行う予定と聞いている。今年度の町の人材育成経費補助金にも実績が出て、3名がいらっしゃる。神奈川県の人材関係での補助金の活用など、事業者からの相談には乗っていきたい。」  委員「サービスの費用がピークになる時期は。」  執行者「第9期のときになる。全国同一と想定している。」  委員「所得段階を11段階から13段階まで新設をした。県内では17段階持つところもある。細分化のほうが変化へのハードルは低いと思うが、町の考えは。」  執行者「過去3年間の保険者で検証した結果、第10段階が144名、第11段階が122名、第12段階が67名、第13段階が89名となる。これを細分化して、保険料総額としては差が出ない。今後、基準額を5,000円後半や6,000円になったときに細分化すれば大丈夫かと考えている。」  以上で質疑を終了し、討論はなく、全員賛成で可決となりました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 301: ◯議長【善波宣雄君】 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 302: ◯議長【善波宣雄君】 露木議員。 303: ◯8番【露木佳代君】 私の聞き間違いだったらいいんですが、最初の委員の発言で、年収が1,000万円以上であればもう少し上げてもいいかということだったと思うんですが、下げてもいいかとおっしゃったような気がします。もしそうであれば訂正をしていただいたほうがよろしいかと思います。 304: ◯議長【善波宣雄君】 根岸議員。 305: ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 上げてもいいかと書きましたので、言ったのかと思っておりますが、改めて、もう少し上げてもいいかと思うがというふうな議事録でお願いいたします。 306: ◯議長【善波宣雄君】 よろしいですか。 307: ◯8番【露木佳代君】 はい。 308: ◯議長【善波宣雄君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 309: ◯議長【善波宣雄君】 渡辺委員。 310: ◯9番【渡辺訓任君】 私は、議案第6号、介護保険条例の一部改正については、委員長報告と原案ともに反対の立場で討論いたします。  本条例は、介護保険料第8期介護保険計画に沿って、標準の第5段階で、現行の月額4,250円から4,700円へ引き上げるとともに、新たに11から13段階を設け、所得の多い加入者の保険料負担をさらに増やすものだと理解しています。年金収入は、近年、実質的には目減りを続けています。さらにコロナ禍の中では、パートの仕事が減った、定年退職後のつなぎの仕事がなかなか見つからないなど、収入減に苦しんでいる世帯が増えている中で、本当に保険料負担を増やすことは、制度は維持しても加入者はつらい思いをする、こういうことになるのではないでしょうか。委員会審査の中では、第8期計画で、小規模多機能や特別養護老人ホーム、さらにグループホームの充実に取り組む旨が説明をされました。このことは大きく評価されるものなんですが、現状では施設利用待機者があったり、加入者の要望に沿わない部分もあります。現在の介護保険は、サービスの利用が増えたり、介護職の労働条件をよくすれば、直ちに保険料、利用料の負担増に跳ね返るという根本的な矛盾があります。委員会の審議でも、第8期の後、第9期には、想定される基金を取り崩してもさらに保険料を引き上げなくてはならないとの見通しが示されています。保険料、利用料の高騰を抑えながら、制度の充実や基盤の拡充を図り、持続可能な制度としていくためには、やはり公費負担の割合を大幅に増やすしかないのではないでしょうか。このことを訴えて、討論といたします。以上です。 311: ◯議長【善波宣雄君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 312: ◯議長【善波宣雄君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第6号は、原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第9 議案第7号 二宮町火災予防条例の一部を改正する条例審査について 313: ◯議長【善波宣雄君】 日程第9「二宮町火災予防条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第7号を議題といたします。 314: ◯議長【善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 315: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 316: ◯議長【善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 317: ◯議長【善波宣雄君】 大沼委員長。 318: ◯10番・総務建設経済常任委員長【大沼英樹君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  令和3年2月19日の本会議で付託されました町長提出議案第7号「二宮町火災予防条例の一部を改正する条例」の制定について、2月22日、議場において、委員全員、議長、町長、副町長、消防長、消防課長、予防班長及び傍聴議員出席の下、審査した結果、全員賛成により原案は可決されました。  執行者から事前に補足説明資料が配付され、直ちに質疑に入りました。  委員3名より質疑があり、討論はありませんでした。  内容は以下のとおりです。  委員「町内でも家庭で充電している光景を見るが、何キロワットなのか。また、調査には行くのか。2012年の調べで、電気自動車等の充電用のEVスタンドの数は神奈川県が一番多いという資料を見たが、近隣の市町で多数見かけるとともに、大磯町では45分無料ということで、住民サービスの一環として大変充実していると感じる。カーボンニュートラルやSDGsの観点からも、公共施設に必要性を感じるところだが、今後どのような構想で計画を持たれているのか。町として、条例とともに充電施設をつくる予定があるのかを聞く。」  執行者「家の壁等から出ている充電装置は普通充電設備といい、20キロワット以下である。現状、届出等の必要もなく、規格が決まっており、町で見に行くことはしていない。EV等は、国の動きも加速しており、庁舎だけでなく、他の施設の大規模改修もあるので、一つ一つ具体的にしていきたいと思う。遠い将来ではなく、町の庁舎も変わる時代に入ってくると思うので、町の単独だけではなく、国の施策も大いに活用しながら進めていく方向を見ているというのは間違いないと思う。」  委員「上位の法律が変わったとの改正だが、違和感のある記載であると思うが、いかがか。うのみにするのではなく、一つ一つ文章を理解して吟味しながらやっていかなければならないと思う。コネクターが落下して、水たまりに落ちたら、コネクターの部分とは関係のない話である。火災とか、関連のリスクについて、コネクターに強度があればこの限りではないと記載があるが、落下した場合は、火災及び関連のリスクがなくならないと思うが、いかがか。急速充電設備の中の液体というのは、冷却液以外に存在しない前提だが、液漏れとは、冷却液だけのことを考えればよいのか。ほかに充電器の中に冷却液以外が存在しないという前提で書かれているのかもしれないが、それで間違いがないか。総務省のホームページには、異常な高温にならないこと。また、異常な高温となった場合には、急速充電器を自動的に停止されるという記載があり、この条例には、後半の部分が削除されているのが、どうして削除したのか。総務省のホームページには、新たに必要とされる防火安全対策が全部で9項目ある。リユース蓄電池を使用する場合、客観的評価による場合により安全性が確認されたものに限定という、この記載が改定後に反映されていないが、それは何か理由があるのか。」  執行者「こちらの表現等についてだが、上位条例に基づいてこのような表現になっているので、このような記載とさせていただいた。コネクターの十分な強度についてだが、火災と関連のリスクの両方を合わせてとなっている。コネクターの強度については、部品単体について、落ちたら壊れないような形、外れた場合には、すぐに充電を停止させる落下防止措置等も含まれており、電気が漏れたりしないということを示した記述となっている。調べでは、コネクターが落下して、十分な強度がなければ、配線や冷却液が漏れて、感電、漏電等のリスクがあるため、しっかりした強度を持たせるということになっているようである。そういうところも今回の改正で新たになっており、文言については、他市町と連携を取りながら、こういった表現を取らせていただいた。液体は冷却液だけのことを考えればよいのかということだが、現状の設備として、冷却液は入っていない。上限の拡大により、冷却液方式のものが今後普及してくるであろうという前提の下で、液体や冷却液だけのことを考えて大丈夫である。異常な高温については、異常な高温と新たに低温を検知した場合には、急速充電設備を自動的に停止させることになっている。改正の前は高温だけだが、改正後は異常な高温と低温を検知した場合を含めた表現になっている。現在、2月1日時点で二宮町は神奈川県、全国的にも事故例は確認できていない。リユース蓄電池の記載がないということだが、これは現在規格を定めているチャデモ協議会が今後検討して、再度発表することになっている。火災予防の急速充電設備の条例拡大とリユース電池については、別に分けて議論しようということになっていたので、今回の改正には反映されていない。」  委員「自宅で使う車は20キロワット以下とのことだが、私たちの生活でどのような想定がされているのかを教えていただきたい。ソーラーパネルによる蓄電池関係の充電はどうなるのか疑問があり、例を挙げて答弁いただきたい。今回、条例改正は、基本的には電気自動車の扱いかと考えるが、そうすると、町民は何をするのかというところが疑問である。」  執行者「一般家庭に急速充電設備の想定はない。現在、町内に急速充電器の設置はなく、普通充電設備は4か所である。電気自動車24キロワットの普通充電は満充電まで20時間かかるが、50キロワット以上のものになれば80%の充電が15分から30分となる。急速充電設備については、公道を走れる自動車と原動機つき自転車について充電ができるようなものになっている。キャンピングカーなどの大きなバッテリーには充電はできない。50キロワット以上200キロワット以下のものに届出が必要になってくるが、事業者やカーディーラーに急速充電設備が設置された際には届出が必要で、設置状況等、消防で確認に行く予定である。一般家庭では20キロワット以下を想定しており、届出を想定はしていない。」  以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 319: ◯議長【善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 320: ◯議長【善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 321: ◯議長【善波宣雄君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第7号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 322: ◯議長【善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第7号は、原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第10 議案第14号 令和3年度二宮町一般会計予算  日程第11 議案第15号 令和3年度二宮町国民健康保険特別会計予算  日程第12 議案第16号 令和3年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算  日程第13 議案第17号 令和3年度二宮町介護保険特別会計予算  日程第14 議案第18号 令和3年度二宮町下水道事業特別会計予算 323: ◯議長【善波宣雄君】 お諮りします。日程第10「令和3年度二宮町一般会計予算」町長提出議案第14号、日程第11「令和3年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第15号、日程第12「令和3年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第16号、日程第13「令和3年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第17号、日程第14「令和3年度二宮町下水道事業特別会計予算」町長提出議案第18号を一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 324: ◯議長【善波宣雄君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 325: ◯議長【善波宣雄君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 326: ◯議長【善波宣雄君】 町長。 327: ◯町長【村田邦子君】 それでは、5件の一括提案をさせていただきます。  議案第14号「令和3年度二宮町一般会計予算」の提案を申し上げます。  一般会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ82億1,900万円で、前年度から2.9%の増となっております。  議案第15号「令和3年度二宮町国民健康保険特別会計予算」の提案を申し上げます。  国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ30億9,581万3,000円で、前年度から2.4%の減となっております。  議案第16号「令和3年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」の提案を申し上げます。  後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ9億9,167万1,000円で、前年度から0.5%の増となっております。  議案第17号「令和3年度二宮町介護保険特別会計予算」の提案を申し上げます。  介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ27億2,437万9,000円で、前年度から4.5%の増となっております。  議案第18号「令和3年度二宮町下水道事業特別会計予算」の提案を申し上げます。  下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ8億9,622万5,000円で、前年度から2.1%の減となっております。  以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 328: ◯議長【善波宣雄君】 本日はこれにて散会いたします。  ──────────────────────────────────────────── 329: ◯議長【善波宣雄君】 次回の本会議は、3月3日水曜日午前9時30分より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。お疲れさまでした。                                   午後3時47分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...